養老渓谷

千葉県の中央部、大多喜町に位置する「養老（ようろう）渓谷」。房総半島のほぼ真ん中に位置する千葉県有数の温泉地です。
渓谷にはいくつもの滝が点在し、パワースポットとしても有名。整備された2kmほどの遊歩道を歩きながら滝を見て回るハイキングコース「滝めぐりコース」は、素晴らしい景観と滝からのご利益を求める人で賑わいます。中でも見どころは、養老渓谷の上流にある「粟又の滝（あわまたのたき）」。房総最大の滝とも言われ、落差30m、長さ100mに渡って緩やかに流れます。秋には見事な紅葉が渓谷を彩り、11月下旬から12月上旬にかけて、ライトアップも行われます。
周囲の養老渓谷温泉郷には温泉宿が十数軒ほど点在。独特の「黒湯」は、冷え症・腰痛・神経痛などの効能があり、キャンプやハイキングと温泉を一緒に楽しむことができます。毎年11月23日には地元産の素材を使ったグルメやイベント、農産物の販売などを行う「養老渓谷もみじまつり」が開催されます。