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栃木県の北西部、日光市に位置し、世界遺産・日光東照宮内にある「陽明門」。国宝に指定されている、日本で最も美しい門の一つです。 故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻が施されていて、見飽きることのない美しさから「日暮門」とも呼ばれています。陽明門の12本の柱は、「グリ紋」と呼ばれる渦巻き文様が彫られていますが、内側の右から2本目だけが他の柱と逆に下向きになっていて、「魔除けの逆柱」と呼ばれています。2013年から平成の大修理を終えて、装飾廻りの根本的な改修がされました。日光東照宮の中でも、より輝きを増した陽明門は必見。 日光東照宮では、渡御祭「百物揃千人武者行列」を始めとする多くの年間行事が催されています。また東照宮宝物館では、御祭神徳川家康公の遺愛品や当宮の祭器具などを様々な品が展示されています。
京都府南部、京都市に位置する「二年坂(二寧坂)・三年坂(産寧坂)」。世界遺産・清水寺の参道です。 二年坂・三年坂の正式名称と読み方は、二寧坂(にねいざか)、産寧坂(さんねいざか)です。産寧坂の名前の由来は、豊臣秀吉公の正妻・ねねが清水寺に安産祈願をしていたことからと言われます。二寧坂はその下にあるため、また、大同2年(807年)に坂が整備されたためとも言われています。 清水焼などを扱う古美術店やギャラリー、また京都スイーツが堪能できる喫茶、甘味処が多く軒を連ねます。京都みやげにぴったりなお香や八ッ橋などを販売しているお店もたくさんあり、清水寺参拝の帰りに立ち寄るのもおすすめ。風情ある町屋をながめながらの食べ歩きも楽しいものですが、石坂でやや足元が悪いため、歩く際は注意が必要です。「つまずいて転ぶと二年(三年)以内に死ぬ」といういい伝えがありますが、これは昔からの注意喚起が転じて今日まで語り継がれたものといわれています。
栃木県の北西部、日光市に位置する世界遺産・日光東照宮内で見ることができる「鳴竜」。東照宮で最大規模の建物・薬師堂の中にあり、34枚のヒノキ板がはめ込まれできている「鏡天井」に描かれています。縦6m、横15mの巨大な龍の絵で、今にも飛び出してきそうなほど迫力満点です。龍の頭の下で拍子木(ひょうしぎ)を鳴らすと、音が反響してまるで龍が鳴いているように聞こえることから泣竜と呼ばれています。1961年に一度焼失しましたが、その後、日本画の巨匠・竪山南風(かたやまなんぷう)によって復元されました。 周辺には、江戸時代に造られた日光山輪王寺の「逍遥園(しょうようえん)」、朱色の姿が特徴の「神橋」、「日光二荒山神社」などがあります。
栃木県の北西部、日光市に位置する世界遺産・日光東照宮内にある「眠り猫」。東照宮に建つ東回廊に施された建築装飾の彫刻作品で、国宝に指定されています。 眠り猫の作者は不明となっていますが、江戸時代初期に左甚五郎(ひだりじんごろう)によって作成された説が有力です。牡丹の花に囲まれ、日の光を浴びてうたた寝している様子から、「日光」に因んで彫られたと伝えられています。一説には「猫が眠りにつくほど平和な時代」、すなわち徳川幕府の安泰を象徴している、とも言われています。眠り猫は高い部分に彫られているので、見落とさないようにご注意ください。 東回廊をくぐると、御祭神・徳川家康のお墓所がある「奥宮」に入ります。奥宮は日光東照宮を語るには外せないスポット。
Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 日光栃木県の北西部、日光市に位置し、世界遺産・日光東照宮内にある「三猿」。神厩舎(しんきゅうしゃ)という建造物に施された猿の彫刻です。 神厩舎は神馬をつなぐための厩(うまや)。猿の彫刻が施されているのは、猿は馬の健康を守るためと言われています。 人の一生が8面16匹の猿に表されていて、そのうちの第2面が三猿にあたります。 三猿は幼少期を描いた彫刻で、「見ざる、言わざる、聞かざる」の言い回しが有名。子供には悪い事を見させない、聞かせない、言わせない、そして良い物だけを吸収して素直に育って欲しいと言う意味が込められています。
日本の国技である相撲を一年中楽しめる「相撲博物館」。相撲の聖地として知られる「両国国技館」内にあり、入場料も無料ということで相撲ファンには人気のスポットです。 相撲資料をまとめることを目的として1954年に開館し、1985年の両国国技館開館と同時に、現在の場所へと移転。館内には、初代相撲博物館館長の酒井忠正氏が収集した相撲の資料を中心に、錦絵や番付表、実際に使われていたまわしや力士のサインなどが展示されています。たとえ本場所が開催されていなくても、ぜひ相撲博物館を訪れて日本の国技・相撲に触れてみてください。
Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 両国
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