木曽の大橋

長野県の中央部、塩尻市に位置する「木曽の大橋」。奈良井川に架かる太鼓橋です。
樹齢300年以上のヒノキのみで造られ、橋脚を持たない木造の橋としては日本有数の大きさを誇ります。横から見ると太鼓橋らしい流線型が見て取れます。4月上旬から11月上旬にかけて日没後に行われるライトアップは必見。趣ある木造の橋がライトアップによって幻想的な姿に様変わります。木曽の大橋は、道の駅「奈良井木曽の大橋」の敷地内にあるため、車でのアクセスも便利です。
木曽の大橋が架かる中山道の「奈良井宿」は、今でも江戸時代の情景が残る宿場町。毎年11月4日には「皇女和宮（かずのみや）御下向行列」が催されます。明治時代に生きた皇女和宮のお輿入れ（嫁入り）を再現したもので、江戸時代の衣裳に身を包んだ人々が奈良井宿を練り歩きます。