やちむん家

沖縄県那覇市の中心部「壺屋やちむん通り」に位置する「やちむん家」。今から35年前に造られた窯元で、親・子・孫と三世代にわたってシーサーを中心に作陶しています。
清水寺へ作品を奉納したり、ショッピングモールに巨大シーサーを展示したりと多方面に活躍する陶芸家親子。魂のこもったシーサーは鋭い眼力が印象的で、まるで生きているような表情を見せます。一つ一つ雰囲気が異なるので、自分だけのシーサーに出会えるはず。
壺屋やちむん通りの店舗とは別に、読谷村（よみたんそん）のやちむんの里に工房を構えます。やちむんの里は多くの陶芸家が工房を構える陶芸村で、沖縄らしい赤瓦の開放的な家屋が点在。本格的な登り窯を備えたやちむん家の工房では、シーサーやそのほかの陶芸作品が生まれる工程を見学できます。