尾道本通り商店街

広島県尾道市に位置する全長約1.2kmの商店街。日本有数の長さを誇り、芙美子通り・中商店街・本町センター街・絵のまち通り・尾道通りの五つの商店街で構成されています。メインストリート以外にもさまざまな小路があるため、散策すれば穴場のお店や絶景スポットを見つけられるかもしれません。
カフェやショップなどおよそ210の店舗が軒を連ねる尾道本通り沿いは、四季折々のイベントや祭りを通した地域交流の場としても活躍。6月～7月の土曜夜に開催される「土曜夜店」では、約1kmにわたり縁日の屋台が立ち並び多くの人で賑わいます。
中世の頃から港町として栄えた尾道。1786（天明6）年創業の佃煮販売店や1854（安政元）年創業の酒造など、尾道本通りには創業100 年を超える老舗もたくさん。加えて、市の重要文化財に指定される尾道商工会議所記念館をはじめ、歴史ある建築物を見ることもできます。
通りには、尾道市の無形民俗文化財に指定される奇祭「尾道ベッチャー祭り」に関する展示がされた「御旅所（おたびしょ）」も。なかでは明治時代につくられたとされる神輿や、実際に祭りで使用されたお面などが見られます。近くに立ち寄った際はお見逃しなく。
（写真：尾道観光協会）
（公開日：2024/8/1　最終更新日：2024/8/1）