【中国地方のあじさい】鳥取県のあじさい名所
【中国地方のあじさい】島根県のあじさい名所
【中国地方のあじさい】岡山県のあじさい名所
【中国地方のあじさい】広島県のあじさい名所
【中国地方のあじさい】山口県のあじさい名所
【中国地方のあじさい】名所を巡ろう

あじさいは梅雨の時期に見頃を迎える花として、多くの人々から親しまれています。育つ土壌によって色が変わることでも有名ですが、最近では品種改良により青、紫、ピンクなどさまざまな色の花が見られ、中には時間の経過とともに色が変化するものも。

あじさいの原産国であるここ日本では、品種改良が盛んに行われ、現在は2000種類以上の品種があるとされていますが、正確な数はわかっていません。

梅雨で雨が続くと憂鬱になりがちですが、あじさいは雨に濡れていても美しいものです。この記事では中国地方のあじさいの名所、そして見頃の時期をお知らせします。あなたの今いる場所の近くにも、きれいなあじさいを楽しめる名スポットがあるかもしれませんよ。

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日本全国【あじさい祭り2023】雨の日のおでかけスポットまとめ(随時更新)

京都府 < 京都市

奈良長谷寺あじさい

日本全国【あじさい祭り2023】雨の日のおでかけスポットまとめ(随時更新) 全国で2023年に開催されるあじさい祭りをまとめました。雨に映えるあじさいと、あじさいの時期を歓迎する祭りを楽しみましょう。あじさいロードやあじさい寺など、あなたの住む場所の近くの祭り会場も紹介されているかもしれませんよ。

花火・祭り

【中国地方のあじさい】鳥取県のあじさい名所

(鳥取県・米子市)伯耆古代の丘公園であじさいとハスを堪能

伯耆古代の丘(ほうきこだいのおか)公園は、古代の歴史を体感できる公園です。古墳や弥生時代の建物などが再現されており、1994(平成6)年に国の史跡に指定されています。梅雨の時期には道の両脇にあじさいが咲き乱れるほか、あじさいとほぼ同時期の6月下旬から8月中旬にかけて咲く古代ハスも見応え十分。蓮池に行くまでの道もあじさいが続いています。

あじさいの道を背景に写真を撮るのもおすすめ

あじさいの道を背景に写真を撮るのもおすすめ(撮影の際には他の来園者の通行の妨げにならないよう配慮をお願いします)

【伯耆古代の丘公園の基本情報】
住所:鳥取県米子市淀江町福岡1529番地
料金:無料
営業:9:00〜17:00
定休日:第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 12月29日〜1月3日
公式サイト:一般財団法人 米子市文化財団

(鳥取県・琴浦町)逢束あじさい公園で満開のあじさいと大海原を望む

あじさいと日本海とのコラボレーションが楽しめる、フォトジェニックな逢束(おおつか)あじさい公園。もともと塩害防止のために植えられていたあじさいを、1975(昭和50)年頃から1か所に集め、広さ約4500㎡の公園に。園内には10種類、2000株近くのあじさいが植えられており、見頃は例年梅雨の時期、6月上旬~7月上旬です。

青い海と海辺のあじさい

青い海と海辺のあじさい(写真:琴浦町観光協会)

【逢束あじさい公園の基本情報】
料金:無料
公式サイト:琴浦町観光協会

【中国地方のあじさい】島根県のあじさい名所

(島根県・松江市)月照寺で3万株のあじさいに囲まれる

松江藩松平家の菩提寺でもある月照寺は、境内全域が国指定の史跡となっているほか、「山陰のあじさい寺」としても有名です。季節ごとに咲く様々な花も見事ですが、特に6月中旬から7月上旬にかけて見られる3万株のあじさいは、周囲の厳かな雰囲気と相まり圧巻。あじさいの開花状況は公式サイトで確認できるので、訪問の際には事前チェックを。

あじさいの中で時代の移り変わりに思いを馳せてみては

あじさいの中で時代の移り変わりに思いを馳せてみては

【月照寺の基本情報】
住所:島根県松江市外中原町179
料金:大人500円、中学・高校生300円、小学生250円、未就学児無料
営業:10:00~16:00(※6月中は8:30~17:30、入場は〜17:00)
公式サイト:松江藩主菩提寺 月照寺

(島根県・松江市)美保関あじさいロードで日本海との絶景を望む

美保関町(みほのせきちょう)の七類(しちるい)から法田間の美保関林道(県道37号)沿い約1.5kmは、「あじさいロード」として有名です。あじさいは地元の方がボランティア活動の一環として植えたもので、手入れも個人でおこなっています。5種類100株ほどが植えられており、見頃は6月上旬~7月上旬ごろ。この時期限定の、日本海とあじさいとのコラボレーションを楽しんで。個人所有の近辺の土地に5台ほど駐車スペースがあります。

あじさい越しに海と空の境界線を見ることができます

あじさい越しに海と空の境界線を見ることができます

【美保関あじさいロードの基本情報】
住所:島根県松江市美保関町法田地区
料金:無料
公式サイト:松江観光協会

【中国地方のあじさい】岡山県のあじさい名所

(岡山県・久米郡美咲町)美咲花山園で「花の桃源郷」を満喫

美咲花山園は標高400mの高台にあり、「花の桃源郷」として知られています。敷地20haという広大な山中では、春から秋にかけて、季節の花々と紅葉が訪れる人の目を楽しませます。特にあじさいの群生は岡山県内最大規模を誇る、100種類・約2万株。山の斜面や遊歩道沿いに咲き乱れるさまは迫力満点です。見頃は6月上旬から7月中旬。

園内を彩る鮮やかなブルー・白・ピンク・赤など、色とりどりのあじさい

園内を彩る鮮やかなブルー・白・ピンク・赤など、色とりどりのあじさい

【美咲花山園の基本情報】
住所:岡山県久米郡美咲町北2822
料金:大人500円、小学生以上300円、年間パス2000円(※ペット同伴での入園可能)
営業:9:00〜17:00
公式サイト:美咲町

(岡山県・岡山市)吉備津神社で国宝とあじさいを味わう

昔話「桃太郎」の元になったといわれる伝説が残る吉備津神社。本殿と拝殿は全国で唯一の建築様式「吉備津造り」で国宝にも指定されるなど、見どころの多い神社です。境内中腹の、回廊から岩山宮まで続く付近があじさい園となっており、時期を迎えると約1500株のあじさいが回廊の両脇に美しく咲き誇ります。例年の見頃は6月中旬から7月上旬。駐車場は2か所あり、全部で約370台程度が収容できます。

あじさいの時期には参拝客も多く訪れます

あじさいの時期には参拝客も多く訪れます

【吉備津神社の基本情報】
住所:岡山県岡山市北区吉備津931
料金:無料
営業:5:00〜18:00(※12月31日は18:00閉門、23:00開門~1月1日21:00閉門、1月2~5日は5:00~21:00)
公式サイト:吉備津神社

(岡山県・倉敷市)あじさいの壁は穴場な写真映えスポット

倉敷市児島町の稗田南(ひえだみなみ)交差点のすぐ近くに「あじさいの壁」があります。幅約50m、高さは1番高い所で約4mの範囲に広がり、密集して咲く満開のあじさいは見応え抜群。近所に住む一般男性・井上さんが30年前から植えはじめ、ここまでの大きさに成長しました。「SNS映えする」と最近人気が高まっている穴場スポットなので、人混みが苦手な方にもおすすめです。周辺に駐車場等はないため、訪れる際はご注意ください。

壁一面をこんもりと覆うあじさい

壁一面をこんもりと覆うあじさい

【あじさいの壁の基本情報】
住所:岡山県岡山市北区吉備津931
料金:無料
公式サイト:倉敷市公式観光サイト

(岡山県・倉敷市)種松山公園西園地で斜面いっぱいのあじさいを見よう

市街地の種松山の山頂近くに、自然の地形を活用した種松山公園があります。園内には色々な遊具や、四季折々に楽しめる植物もたくさん。園内でも特に山の斜面に植えられた1万3000株のあじさいが、6月上旬から6月下旬頃まで見頃を迎えています。斜面に植えられているため、紫陽花が下からでも上からでも眺められ、あじさいに囲まれている気分になれそう。

木陰のあじさいはこもれびの中で涼を感じさせてくれます

木陰のあじさいはこもれびの中で涼を感じさせてくれます

【種松山公園西園地の基本情報】
住所:岡山県倉敷市福田町福田426-1
料金:無料
公式サイト:倉敷市

(岡山県・備前市)大瀧山西法院は歴史ある「あじさい寺」

大瀧山西法院は鑑真和上が開いた由緒あるお寺です。また一帯は指定自然保護区域で、大瀧山は備前市名勝に指定されています。大瀧山西法院は「あじさい寺」の呼び名で親しまれ、時期になると参道の40種類1500株(3万本)のあじさいを目当てにたくさんの参拝客が訪れます。6月中旬から下旬にかけて10日間あじさい祭りが開催され、期間中は茶席が設けられたり、あじさいをテーマにした俳句や短歌などが発表されたりと、イベントが盛りだくさん。見頃は例年6月上旬〜6月下旬ころです。

室町時代中頃に建立された国指定の重要文化財「三重塔」とあじさい

室町時代中頃に建立された国指定の重要文化財「三重塔」とあじさい

【大瀧山西法院の基本情報】
住所:岡山県備前市大内995
料金:無料
公式サイト:大瀧山西法院

【中国地方のあじさい】広島県のあじさい名所

(広島県・広島市)広島市植物公園であじさいの原種を観察

瀬戸内海を望む高台に位置する広島市植物公園。園内では約150種類・約3600株のあじさいが、日本庭園の周囲や園内の飲食施設「森のレストラン」前に植えられ、来園者の目を楽しませます。見頃は5月下旬から6月下旬ころまでで、珍しいあじさいの原種なども見ることができるため要チェック。

群生するあじさいはなんだかかわいらしいですね

群生するあじさいはなんだかかわいらしいですね

2023年5月27日から7月2日までは「あじさい展」が開催されており、いろいろなあじさいの原種や園芸品種が展示されます。あじさいの育て方についての解説や実演も行われるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

【広島市植物公園の基本情報】
住所:広島県広島市佐伯区倉重三丁目495番地
料金:18歳~64歳510円、65歳以上170円、高校生170円、中学生以下無料
営業:9:00〜16:30(最終入園〜16:00)
公式サイト:広島市植物公園

【広島市植物公園のあじさい展】
会場:広島市植物公園 屋外展示場
日時:2023年5月27日~7月2日(※実演会は6月4日、11日の11:00~12:00)
時間:9:00~16:30(最終入園〜16:00、最終日のみ最終入園~15:30)
料金:無料(※別途入園料が必要)
公式サイト:広島市植物公園イベント情報

(広島県・広島市)観音寺は広島市を一望できるあじさい寺

広島市佐伯区にある観音寺は、円を描くように設けられた山口・岡山・広島の札所「山陽花の寺二十四か寺」の中の満願札所、巡礼の終着地点。広島市を見渡せる高台にある眺めのいいお寺で、「あじさい寺」とも呼ばれています。境内には400種5000株のあじさいが植えられており、広島県内有数のあじさい名所です。見頃を迎える毎年6月にはあじさい祭りを開催しており、初日限定で涅槃図が公開されます。同時開催される風鈴祭りもお見逃しなく。

まるで現世ではないかのように幻想的な雰囲気です

まるで現世ではないかのように幻想的な雰囲気です

【観音寺の基本情報】
住所:広島県広島市佐伯区坪井町736
料金:無料
時間:8:30〜17:00
公式サイト:観音寺

【観音寺の2023年あじさい祭り】
会場:観音寺 境内
日時:2023年6月5日(月) ~6月23日(金)
時間:8:30〜17:00
公式サイト:観音寺2023年あじさい祭り

【中国地方のあじさい】山口県のあじさい名所

(山口県・柳井市)果子乃季あじさい園は山口県内最大級

あさひ製菓の本社工場の裏手にある果子乃季(かしのき)あじさい園は、20年以上をかけてあさひ製菓の会長・坪野さんが育ててきました。約6000坪の敷地には、現在約150種類・約2万株のあじさいが植えられています。毎年新種や株数を増やし、山口県内最大級のあじさい園といわれるほど。早咲きのあじさいは5月下旬から咲き始めますが、6月上旬から7月上旬が見頃です。

愛情をこめて育てたあじさいをお披露目

愛情をこめて育てたあじさいをお披露目

シーズン中は大勢の観光客が訪れますが、特に花とお菓子の競演として開催される「あじさい祭り」は毎年数万人の来場者があります。2023年の第21回あじさい祭りは6月10日から26日まで。期間中は全店で週末限定スペシャルスイーツを販売。豪華賞品の当たるあじさいフォトコンテストや俳句コンテストなどのイベントも行われます。

【果子乃季あじさい園】
住所:山口県柳井市柳井5275
時間:9:00~19:00
料金:入場無料
公式サイト:果子乃季

【果子乃季あじさい祭りの基本情報】
会場:あさひ製菓工場敷地内 果子乃季あじさい園
日時:2023年6月23日(金)~25日(日)
時間:9:00〜18:00
公式サイト:果子乃季公式サイト

(山口県・宇部市)ときわ公園でしょうぶとあじさいが共演

ときわ公園は常盤湖を中心とした約100haの総合公園であり、山口県初の「登録記念物(名勝地関係)」。日本放送協会NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」では、総合公園として全国1位に選ばれたこともある風光明媚な公園です。

あじさいに囲まれながら園内散策を楽しんで

あじさいに囲まれながら園内散策を楽しんで

ときわ公園には3品種、約1500株のあじさいが植えられている「あじさい苑」があります。あじさい苑はしょうぶ苑横にあり、しょうぶとあじさいのコラボレーションが大変美しいと有名です。見頃は5月下旬から6月下旬。見られる品種の数は多くありませんが、その分全ての花が同時に咲くので、一帯満開のあじさいに出会えます。

【ときわ公園の基本情報】
住所:山口県宇部市則貞三丁目4番1号
料金:無料
公式サイト:ときわ公園

(山口県・防府市)東大寺別院阿弥陀寺で国指定文化財とあじさい鑑賞

奈良東大寺の別院である阿弥陀寺は非常に歴史が古く、由緒あるお寺です。仁王門には国指定重要文化財金剛力士像が安置されており、他にも多くの文化財や美術品を所蔵しています。境内に咲く約80種類・約4000本のあじさいは、「西のあじさい寺」を目指す地元の有志「阿弥陀寺あじさい保存会」によって、植樹や手入れをされています。満開の時期の境内はまるで浄土のようと表されることも。

境内に咲く色とりどりのあじさい

境内に咲く色とりどりのあじさい

保存会のメンバーにより、毎年6月にあじさい祭りが開催されており、2023年は6月1日から6月30日までの開催です。期間中は、あじさいグッズ販売、苗木販売、甘茶接待、うどんやお弁当お菓子の飲食販売などを利用できます。

【東大寺別院阿弥陀寺の基本情報】
住所:山口県防府市牟礼1869
料金:無料(※祭り期間中のみ大人200円、中学生以下無料、宝物拝観料は別途)
公式サイト:東大寺別院阿弥陀寺

【「あじさい祭」の基本情報】
会期:2023年6月1日(木)~6月30日(金)
会場:東大寺別院阿弥陀寺
公式サイト:防腐市観光情報ポータル

(山口県・岩国市)吉香公園で風情あるあじさいを堪能

吉香公園(きっこうこうえん)は旧岩国藩主吉川家の住居跡です。1880(明治13)年から1968(昭和43)年までは旧制岩国中学校、山口県立岩国高等学校として使われていましたが、高校の移転に伴い、現在のような公園となりました。広大な園内には目加田家住宅、錦雲閣、吉香神社など、江戸時代からの建造物が点在しており、日本歴史公園百選にも選ばれています。

独特な雰囲気の中ロマンチックに咲くあじさい

独特な雰囲気の中ロマンチックに咲くあじさい

園内の土手周辺や吉香神社周辺では、約1230株のあじさいが花を咲かせます。あじさいに彩られた参道は雰囲気たっぷり。見頃は6月上旬から6月下旬です。

【吉香公園の基本情報】
住所:山口県岩国市横山2丁目6-51
料金:無料
公式サイト:岩国市 観光振興課

(山口県・山陽小野田市)江汐公園で360度あじさいに囲まれる

江汐公園(えじおこうえん)は江汐湖を中心に、四季折々の花が咲く自然豊かな公園。つり橋やフィールドアスレチックなど、ファミリーでアウトドアを楽しめる観光名所です。園内には珍しいものを含め約34種4000株のあじさいが植えられ、訪れる人々の目を魅了しています。見頃は6月中旬から6月下旬ころです。

あじさいの海に浮かんで見える東家

あじさいの海に浮かんで見える東家

あじさい園中央の東家からは、周りを取り囲むように咲くあじさいを眺めることができます。360度どこからでもあじさいが望め、記念撮影にもおすすめのスポットです。毎年あじさい祭りも開催されており、2023年は6月18日(日)10:00〜15:00の開催。飲食バザーや、あじさい苗木の即売会、ステージイベントなどを実施予定です。また、6月13日(火)〜6月21日(水)まで、江汐公園講義室ではあじさいの鉢植え展示も楽しめます。

【江汐公園の基本情報】
住所:山口県山陽小野田市大字西高泊1980
料金:施設による(あじさい園は無料)
公式サイト:江汐公園

【江汐公園の第26回あじさいまつり】
会期:2023年6月18日(日)
会場:江汐公園あじさい園
時間:10:00〜15:00
公式サイト:江汐公園ブログ

(山口県・光市)光スポーツ公園で夜のあじさい撮影を

光スポーツ公園の丘陵地にある山口県でもトップクラスのあじさいの名所「光あじさい苑」。約6000㎡の敷地内に在来・渡来種合わせて30種類、約1万5000株ものあじさいが園内を彩ります。光あじさい苑の見ごろは6月上旬から下旬 。6月中は、21:00までライトアップが行われ、昼間とは違った光景が見られます。あじさい苑の展望台から見下ろすことのできる、斜面を覆うように植えられた満開のあじさいは、SNS映えすると人気を集めています。

斜面を覆い尽くすあじさいの群生

斜面を覆い尽くすあじさいの群生

【光スポーツ公園の基本情報】
住所:山口県光市大字光井110
料金:施設による(光あじさい苑は無料)
定休日:毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
公式サイト:光市スポーツ振興会

(山口県・長門市)向徳寺で海とあじさいのコラボに魅了されて

向徳寺は山口県では珍しい、海が見えるあじさいスポットです。あじさい寺とも呼ばれており、5月下旬頃から約3000株のあじさいが 見頃を迎えます。天気がよい日なら、海の青とあじさいの紫や赤色との美しいコントラストを見られるかも。お寺の境内や参道、駐車場にもあじさいが咲いており、まさに「あじさい寺」。お茶とお菓子の無料のおもてなしや、予約制ですが精進料理も楽しめます。庭もきれいなお寺なので、静かに時間を忘れて過ごしたいスポットです。

海を望む坂道にはこんなあじさいロードも

海を望む坂道にはこんなあじさいロードも

【向徳寺の基本情報】
住所:山口県長門市油谷向津具下3213
料金:無料
時間:7:00~16:00
公式サイト:長門市観光コンベンション協会

【中国地方のあじさい】名所を巡ろう

あじさいの見頃は年々早まっているようで、5月末ぐらいから色づき始めています。ちょうど梅雨入りも発表され、これから雨が続く日も増えそうですが、濡れた姿も美しいのがあじさいです。晴れ間の少ないこの時期だからこそ、初夏の風物詩あじさいを堪能しましょう。


Text:hougaku_omori /Sakura Takahashi
Photo(特記ないもの):PIXTA


参考:鳥取県島根県岡山県広島県山口県琴浦町観光協会一般財団法人 米子市文化財団松江藩主菩提寺 月照寺松江観光協会美咲花山園吉備津神社倉敷市公式観光サイト倉敷市大瀧山西法院広島市植物公園観音寺果子乃季あさひ製菓株式会社ときわ公園東大寺別院阿弥陀寺岩国市 観光振興課江汐公園光市スポーツ振興会長門市観光コンベンション協会