- しまなみ海道 起点・終点&主要スポットマップ
- 各ICの名前・通行ルール
- 6つの島の特徴
- しまなみ海道ドライブお役立ちQ&A
- しまなみ海道の片道&往復の所要時間は?
- 通行料金を検索したい
- 最安値で利用する方法
- どんなプランでドライブする?(走破or往復/1泊or日帰り)
- どこでレンタカーを借りる?【尾道側】
- どこでレンタカーを借りる?【今治側】
- ドライブで立ち寄りたいスポット18選
- 【尾道】からさわ
- 【尾道】尾道本通り商店街
- 【向島】住田製パン所
- 【向島】後藤鉱泉所
- 【向島】USHIO CHOCOLATL
- 【因島】白滝山
- 【因島】HAKKOパーク
- 【生口島】しまなみドルチェ瀬戸田本店
- 【生口島】瀬戸田サンセットビーチ
- 【生口島】平山郁夫美術館
- 【大三島】Limone
- 【大三島】マーレ・グラッシア大三島
- 【伯方島】開山公園(ひらきやまこうえん)
- 【伯方島】喜多浦八幡神社
- 【大島】石のカフェ
- 【大島】カレイ山展望公園
- 【今治】しまなみ来島海峡遊覧船
- 【今治】コンテックスタオルガーデン今治
- おわりに
「海の上を気持ちよくドライブしたい」「ドライブを中心にいろいろな観光スポットを巡りたい」。
そんなときに行きたいのは、そう、しまなみ海道ですね。
しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結び、途中で6つの島を経由する道路です。それぞれの島に絶景スポットやグルメスポットがあり、1泊2日でも足りないくらい観光が楽しめます。
この記事では、各ICの通行ルールや通行料金などのお役立ち情報と、ドライブで訪れたい観光スポット情報をまとめました。
※この記事に掲載の情報は2022年10月時点のものです。諸事情により変更となる場合があるため、お出かけの際はご自身で最新の情報をご確認ください
※2024年7月、一部情報を更新しました
《しまなみ海道の関連記事》
観光スポット17カ所|いちおしランチ25選
いちおし宿23選|サイクリングモデルプラン
しまなみ海道 起点・終点&主要スポットマップ
しまなみ海道は本州と四国を結ぶ自動車専用有料高速道路のこと。「E76 西瀬戸自動車道」とも呼ばれます。広島県尾道市と、愛媛県今治市、それからその間の6つの有人島にICがあります。
各ICの名前・通行ルール
しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の全ICは次の通り。
☆マークをつけたものは、本州方面からの出口IC、または本州方面への入口IC、
◇マークをつけたものは、四国方面からの出口IC、または四国方面への入口ICです。
●西瀬戸尾道IC
●向島IC
●因島北IC(☆)
●因島南IC(◇)
●生口島北IC(☆)
●生口島南IC(◇)
●大三島IC
●伯方島IC
●大島北IC(☆)
●大島南IC(◇)
●今治北IC(☆)
●今治IC
6つの島の特徴
しまなみ海道(西瀬戸自動車道)を使って、車でアクセスできる島は、次の6つの島です。
●向島(むかいしま)
尾道から、尾道水道を挟んだ対岸に見える島。島の北側に街が広がっていて、食事処やカフェが多数あります。
●因島(いんのしま)
白滝山や因島水軍城で知られる島。はっさくの発祥地でもあります。白滝山は、海を望む高台に、700体もの石仏が並ぶ修験道の聖地です。
●生口島(いくちじま)
レモンの生産が盛んな島で、島の南西にある「レモン谷」はビュースポットとして有名。島の北側、瀬戸田港周辺にある「しおまち商店街」は昔懐かしい風情があります。
●大三島(おおみしま)
山の神・大山積神(おおやまづみのかみ)を祀る総本社「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」がある神の島です。温泉もあります。
●伯方島(はかたじま)
お馴染み「伯方の塩」の工場がある島。「さんわ伯方島本店」の「伯方の塩ラーメン」や、「道の駅 伯方S・Cパーク(マリンオアシスはかた)」の「塩ソフト」が名物です。
●大島(おおしま)
村上水軍(村上海賊)の本拠地だった島。大島近海は潮の流れが速いことで有名で、船に乗ってその急流を体験することができます。
[上段左から]尾道水道と向島。写真奥が向島/因島の白滝山/生口島のレモン谷と多々羅大橋
[下段左から]大三島の温泉「マーレ・グラッシア大三島」(写真提供:いよ観ネット)/伯方島の開山公園からの展望/大島沖・来島海峡のうずしお
しまなみ海道ドライブお役立ちQ&A
しまなみ海道の片道&往復の所要時間は?
しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の距離は片道約60km。自動車専用道路は制限速度は70kmのため、片道全線1時間ほどでドライブできます。
どこかに立ち寄ったとしても、尾道〜今治間は1日で往復できます。しかし、各島々の観光スポットに寄りながら往復するのであれば、1泊以上がおすすめです。
通行料金を検索したい
しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の通行料金は、[車種][休日か平日か][ETCか現金か]によって変わります。料金を検索するには次の3つのサイト便利です。
①JB本四高速の通行料金検索
②NEXCO西日本の高速料金・ルート検索
③NAVITIMEの高速道路料金・ルート検索
なお尾道には複数のICがありますが、しまなみ海道の入り口となるICは「西瀬戸尾道IC」という名前です。
ちなみに、【普通車×平日×ETC利用】の場合の料金は次の通り。(2024年7月29日現在)
【尾道起点】の料金(普通車×平日×ETC利用)
●尾道〜向島:310円
●尾道〜因島北:690円
●尾道〜生口島北:910円
●尾道〜大三島:1420円
●尾道〜伯方島:1660円
●尾道:大島北:1900円
●尾道〜今治:2950円
【今治起点】の料金(普通車×平日×ETC利用)
●今治〜大島南:1050円
●今治〜伯方島:1450円
●今治〜大三島:1690円
●今治〜生口島南:2040円
●今治〜因島南:2330円
●今治〜向島:2770円
●今治〜尾道:2950円
【各島間】の料金(普通車×平日×ETC利用)
●向島〜因島北:510円
●因島南〜生口島北:290円
●生口島南〜大三島:510円
●大三島〜伯方島:400円
●伯方島〜大島北:400円
最安値で利用する方法
しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の最安料金の条件は次の3つです。これらを満たすと最安料金で通行できます。
①休日割引が利用される土日祝に通行
②現金ではなくETCで支払い
③軽自動車または普通車で通行
ただし、お盆期間などは休日割引が適用されないのでご注意を。
どんなプランでドライブする?
旅のパターン
①【一部往復】尾道または今治を出発。いずれかの島で観光を楽しみ、折り返してもと来た方面へ戻る。
②【片道走破】尾道または今治を出発。アイランドホッピングを楽しみながら、しまなみ海道を走破。
③【全線往復】尾道または今治を出発。しまなみ海道を走破したあと、折り返したもと来た方面え戻る。
所要時間の項目で書いたように、しまなみ海道片道全線の所要時間は最短1時間なので、③のパターンでも日帰りは可能です。ただし各島で観光を楽しむなら、1泊以上の工程を組むか①②のプランのほうがゆったり楽しめます。
どこに泊まる?
向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島のいずれにも宿泊施設はあります。また、尾道・今治にもさまざまな宿泊施設があります。そのほか、今治から車を1時間ほど走らせれば道後温泉に行くことができるので、道後温泉も宿泊地の候補になります。
編集部のおすすめの宿はこちらの記事にまとめました。
島時間を感じながらのんびり島に滞在するもよし、こだわりの宿を尾道や今治で探すものよし、道後温泉で湯浴みを楽しむもよしです。
どこでレンタカーを借りる?【尾道側】
尾道方面を起点にする場合、広島へのアクセスは新幹線がおすすめ。
新幹線の駅は、新尾道駅が最も近いですが、「こだま」しか停まりません。もし「のぞみ」や「ひかり」に乗車される方は、広島駅か福山駅で降りましょう。
また、飛行機で広島入りする方法もあります。
上記を踏まえると……
\尾道側でレンタカーを借りるならここ!/
●福山駅周辺
●広島駅周辺
●新尾道駅周辺
●尾道駅周辺
●広島空港周辺
どこでレンタカーを借りる?【今治側】
今治方面を起点にする場合、愛媛県へのアクセスは、飛行機または高速バスがおすすめです。
飛行機は松山空港、高速バスは今治駅で降ります。
電車で今治駅まで行くという手段もありますが、今治は尾道ほど電車でのアクセスはしやすくありません。四国在住または、「四国で列車の旅をしたい」のように明確な理由がない限り、本州や九州から今治に行く方は高速バスや飛行機を利用するのが便利です。
上記を踏まえると……
\今治側でレンタカーを借りるならここ!/
●松山空港周辺
●今治駅周辺
ドライブで立ち寄りたいスポット18選
プラン立ての参考に、しまなみ海道ドライブで訪れたいスポットをご紹介。絶景やグルメ、ショッピング、アート、温泉など、楽しみ方はさまざまです。
紹介スポット一覧マップ
この記事で紹介しているスポット以外にもまだまだ一押しスポットはたくさんあります。こちらの記事も参考にしてみてください。
【尾道】からさわ
からさわの「アイスモナカ」。お店の裏には海に面した「からさわベンチ」があります
スイーツを堪能したい方におすすめなスポットとして尾道の「からさわ」があります。からさわは1939(昭和14)年に開業した老舗のアイスクリーム専門店。
アイスモナカとクリームぜんざいが有名で、テレビや雑誌でもよく紹介されているお店です。注文を聞いてから作るアイスモナカは、サクサク食感。口当たりのいいたまごアイスが美味です。
【からさわ 基本情報】
●住所:広島県尾道市土堂1-15-19
●電話:0848-23-6804
●時間:
7・8月……10:00〜18:00
4〜6月、9・10月……10:00〜17:30(土日祝は18:00まで)
10〜3月……10:00〜17:00
●定休:
4〜9月……火曜
10〜3月……火曜、第2水曜
●駐車場:小田原ビルP、パーキング向栄 ※1000円以上購入で1時間無料
●公式サイト:からさわ
【向島】住田製パン所
ネジパン。毎朝6時から営業しているので、朝食にもぴったり
住田製パン所は、1916(大正5)年に創業した100年以上の歴史を持つパン屋です。メロンパンやあんぱん中心にさまざまなパンが売られています。創業以前が和菓子屋だったこともあり、その技術が活かされた自家製あんこの入ったあんぱんは絶品。地元の方やサイクリストにはネジパンが人気です。
尾道と向島を結ぶ尾道大橋(一般道)から車で5分で行けるので、高速道路に乗る前に立ち寄ることをおすすめします。
※尾道から徒歩や自転車でアクセスする場合は渡船が便利です(尾道渡船より徒歩3分)。
【住田製パン所 基本情報】
●住所:広島県尾道市向島町24-1
●電話:0848-44-0628
●時間:6:00〜19:00
●定休:無休
●駐車場:3台(お店の左手、信号機側)
●公式サイト:住田製パン所
【向島】後藤鉱泉所
定番の「マルゴサイダー」のほか瓶ラムネなど各種ドリンクが揃います
ドライブ中の飲み物に後藤鉱泉所のサイダーはいかがでしょうか? 後藤鉱泉所は1930(昭和5)年創業の飲料メーカーです。昭和を彷彿させる瓶のサイダーが何種類も売られており、地サイダーの聖地とも呼ばれています。
中でも「マルゴサイダー」はぜひ飲みたい一品です。ほどよい炭酸の刺激とふわっと香る柑橘系の風味がして、スッキリおいしい味わいになっています。
【後藤鉱泉所 基本情報】
●住所:広島県尾道市向島町755-2
●電話:0848-44-1768
●時間:8:30-17:30
●定休:水曜(季節変更あり)
●駐車場:1台
●公式サイト:後藤鉱泉所
【向島】USHIO CHOCOLATL
カカオの農園主とのコミュニケーションを通じて独自の味や香りを表現しています
チョコレートが好きな方におすすめなのが「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」。生物多様性をコンセプトにしており、アレルギーのある方にも優しい、乳製品を使用しないチョコレートを販売しています。
カカオやカシューナッツなど店主が素材にこだわっており、オリジナルのチョコレートを味わえます。パッケージもおしゃれでお土産にも最適です。
【USHIO CHOCOLATL 基本情報】
●住所:広島県尾道市向島町立花2200
●電話:0848-36-6408
●時間:10:00〜16:00(LO15:30)
●定休:火曜、水曜
●駐車場:20台
●公式サイト:USHIO CHOCOLATL
【因島】白滝山
白滝山から望む瀬戸内の景色(写真:おのみちや)
因島にある白滝山は標高226mの絶景スポットです。360度見渡せ、瀬戸内海の景色を一望できます。春は桜、秋は紅葉のスポットとしても有名です。
白滝山は江戸時代後期に一観教という宗教が開かれた場所。現在、表参道から山頂まで700もの石像があり、個性ある石像の表情を見ながら山頂まで歩いて行けます。
【白滝山 基本情報】
●住所:広島県尾道市因島重井町
●駐車場:白滝フラワーライン駐車場、八合目駐車場
●関連サイト:いんのしま観光なび 白滝山・五百羅漢
【因島】HAKKOパーク
敷地内のHAKKOガーデンでは、植物用万田酵素を与えて育てた花や野菜などが来場者を迎えます
HAKKOパークは、万田発酵株式会社が運営する「発酵」をテーマにした複合施設です。ショップでは「万田酵素」や「万田酵素」入りの商品などが販売されており、お土産探しにおすすめ。
カフェや足湯、芝生の広場、遊具もあり、家族で楽しい時間を過ごせます。万田酵素の製造工程の一部が見学できる工場見学ツアーも開催されているので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
【HAKKOパーク 基本情報】
●住所:広島県尾道市因島重井町5800-95
●電話:0120-85-1589(万田発酵お客様サービス室)
●開園時間:10:00~17:00
●休園:年末年始、水曜(祝日の場合は営業)
●入園料:無料
●駐車場:約50台
●公式サイト:HAKKOパーク
【生口島】しまなみドルチェ瀬戸田本店
フレーバーは「瀬戸田のデコみかん」や「瀬戸田のレモン」、「伯方の塩」など30種以上!(季節メニューあり)
生口島にある、瀬戸田の柑橘類を使ったジェラートが食べられるお店が「しまなみドルチェ」です。地元で採れたフルーツそのものの味を活かすジェラートは、雑味がなくさわやか。瀬戸田本店には、瀬戸内海を眺望できるテラスが設けられており、潮の香りとともにおいしいジェラートを味わえます。
【しまなみドルチェ瀬戸田本店 基本情報】
●住所:広島県尾道市瀬戸田町林20-8
●電話:0845-26-4046
●時間:10:00~17:00
●定休:無休
●駐車場:約80台
●公式サイト:しまなみドルチェ
【生口島】瀬戸田サンセットビーチ
シンボルの黄色い塔は生口島の「島ごと美術館」の作品で、眞板雅文(まいた まさふみ)さんによる作品。タイトルは『空へ』(写真:おのみちや)
しまなみ海道で海水浴やアウトドアを楽しみたい方は「瀬戸田サンセットビーチ」は欠かせません。瀬戸田サンセットビーチは長さ800mもある人工海浜スポーツ公園。水質の良い海水浴場であることから、環境省が指定した「日本の水浴場88選」にも選ばれました。
マリンスポーツやキャンプを楽しめるスポットで、友達やカップルでの思い出作づくりに最適です。また、名前の通り夕日が美しいことで知られるビーチです。オレンジに染まる空と海の絶景に心が洗われるはず。
【瀬戸田サンセットビーチ 基本情報】
●住所:広島県尾道市瀬戸田町垂水1506-15
●駐車場:100台
●公式サイト:瀬戸田サンセットビーチ
【生口島】平山郁夫美術館
美術館の建物は、両国国技館の設計を行った今里隆(いまざと たかし)さんによる設計
平山郁夫(ひらやま いくお)美術館は、生口島瀬戸田出身の日本画家・平山郁夫の作品が展示されている美術館です。平山郁夫が影響を受けた仏教やシルクロードを題材にした作品や、故郷のしまなみ海道を描いた作品を鑑賞できます。
3つある展示室では、幼少年期の作品からしまなみ海道を題材にした作品、屏風などサイズの大きな作品などを展示しています。しまなみ海道にはアートに触れられるスポットがいくつかありますが、この美術館では平山郁夫がとらえた世界にどっぷり浸かることができます。
【平山郁夫美術館 基本情報】
●住所:広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
●電話:0845-27-3800
●時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
●定休:無休
●入館料:一般大人1000円
●駐車場:40台
●公式サイト:平山郁夫美術館
【大三島】Limone
定番の「リモンチェッロ」はじめ各種リキュールは島で手作りしています
柑橘類が好きな人なら必ずきたいお店が「Limone(リモーネ)」。無農薬柑橘栽培を行う農家を営む店主夫妻が、「無農薬栽培で育てた柑橘のお酒を作りたい」という想いで立ち上げたショップです。
製造はショップとは別の場所で行いますが、ショップではライムやレモンなどさまざまな柑橘のリキュールのほか、ジュースやクッキー、ケーキ、レモンの入った調味料などが購入できます。さらに、レモンのオリジナル雑貨も。瀬戸内海の柑橘類を堪能できます。
【Limone 基本情報】
●住所:愛媛県今治市上浦町瀬戸2342
●電話:0897-87-2131
●時間:11:00~17:00
●定休:火曜、金曜
●駐車場:1台(お店横)、ほかショップから徒歩5分の「西岡商事」前に駐車場あり
●公式サイト:大三島 Limone
【大三島】マーレ・グラッシア大三島
マーレ・グラッシア大三島の海水風呂(写真:いよ観ネット)
日々の疲れを癒したい方は、海水温浴施設の「マーレ・グラッシア大三島」がおすすめです。タラソテラピー(海洋療法)の考えを取り入れた海水風呂があり、健康増進や健康回復の効果が期待できるでしょう。
海のそばにあるため、露天風呂からは瀬戸内海を見渡せます。併設されているレストランでは地元の海産物が使われた料理もあり、半日過ごせるような場所になっています。
【マーレ・グラッシア大三島 基本情報】
●住所:愛媛県今治市大三島町宮浦5902
●電話:0897-82-0100
●時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)
●定休:水曜、2月第1火・水・木曜
●料金:中学生以上520円
●駐車場:60台
●公式サイト:愛媛県漁業協同組合 マーレ・グラッシア大三島
【伯方島】開山公園(ひらきやまこうえん)
開山公園の桜は例年4月上旬頃です(写真:T3K/ピクスタ)
絶景が待つビュースポットとして、伯方島の開山山頂にある公園「開山公園」があります。標高149mにある公園で、展望台から瀬戸内海の島々を眺望できます。
開山公園は一年中絶景が楽しめますが、特に春に訪れたいスポットです。開山公園はしまなみ海道随一の桜の名所。春になると約1000本の桜と瀬戸内海を同時に楽しめます。
夜は提灯が灯されて夜桜を見られるので、春に訪れる際は伯方島での宿泊を検討してみてはいかがでしょう。
【開山公園 基本情報】
●住所:愛媛県今治市伯方町伊方
●駐車場:150台
●関連サイト:いよ観ネット 開山公園
【伯方島】喜多浦八幡神社
長い歴史を持つ喜多浦八幡神社(写真:いよ観ネット)
喜多浦八幡神社は673年に創建された伯方島最古の神社。長寿と縁結びを願う「亀石」という石があり、パワースポットとしても知られています。
本殿には瀬戸内海で活躍した村上水軍(村上海賊)が使用したといわれる船の模型が展示されています。毎年2月に催される「弓祈祷」や毎年4月に開催される「春市」は、タイミングが合えばぜひ訪れたい祭礼です。
【喜多浦八幡神社 基本情報】
●住所:今治市伯方町北浦甲1463
●時間:拝観自由
●駐車場:10台
●関連サイト:今治市 喜多浦八幡神社
【大島】石のカフェ
オリジナルブレンドのパンケーキはソフトクリーム付き
石のカフェは大島から採石される「大島石」がモチーフのカフェ。建築家の伊東豊雄氏をはじめ、多くの人が協力して大島石の魅力を最大限に活かしたカフェが建設されました。お店のカウンターや駐車場の石畳などは、大島石が使われています。
ゆったりとした空間で、店主こだわりの紅茶やコーヒー、おいしいパンケーキ(800円〜)を味わえます。1日10食限定の石のカフェのカレー(900円〜)や数量限定のバターロールパンサンド(750円)もおすすめ。
【石のカフェ 基本情報】
●住所:愛媛県今治市宮窪町宮窪5216-8
●電話:0897-72-9253
●時間:10:00〜16:00(15:00LO)
●定休:水・木・金曜、年末年始
●駐車場:10台
●公式サイト:石のカフェ
【大島】カレイ山展望公園
カレイ山展望公園からは伯方大島大橋や能島城跡が見えます(写真:いよ観ネット)
標高232mのカレイ山にある「カレイ山展望公園」は、しまなみ海道と瀬戸内海を見渡せる絶景スポット。キャンプ場や遊歩道もあり、アウトドアが好きな人にもおすすめです。
キャンプ場の使用料は大人1人310円と安価で、テントを持っていなくても2100円で借りられます。公園にはヤギもいるので、子どもも楽しめるスポットです。
【カレイ山展望公園 基本情報】
●住所:今治市宮窪町宮窪6355-2
●駐車場:30台
●関連サイト:今治市 カレイ山展望公園
【今治】しまなみ来島海峡遊覧船
しまなみ来島海峡遊覧船。来島海峡は鳴門海峡、関門海峡とともに日本三大潮流のひとつに数えられています
今治には、川のように流れの速い「来島海峡」があります。来島海峡は日本三大急潮として知られており、45分の来島海峡遊覧船に乗って、急流を間近に体験できます。
体験型フェリーでは急流以外にも、村上海賊の城跡が残る島々を巡ったり、日本一の海事都市・今治の象徴である造船所群を湾内から見学することもできたり、見どころがたくさんあります。乗船20分前までに、道の駅 よしうみいきいき館にて乗船手続きを済ませておく必要があります。所要は45分ほど。
【しまなみ来島海峡遊覧船 基本情報】
●住所:愛媛県今治市吉海名4520-2(道の駅 よしうみいきいき館) ※出港場所は下田水港
●電話:0897-84-3710(道の駅 よしうみいきいき館)
●受付時間:9:00~16:00(土日祝は17:00まで)
●定休:元日、1月2日~3月15日の水曜
●乗船料:中学生以上1800円
●駐車場:普通車100台(道の駅 よしうみいきいき館)
●公式サイト:しまなみ来島海峡遊覧船
【今治】コンテックスタオルガーデン今治
ショップの建物は、1950年に建てられた織物工場をリノベーションしたもの
しまなみ海道のお土産にタオルはいかがでしょうか。コンテックスタオルガーデン今治は、1950年に建築されたタオル工場をリノベーションしたタオルショップ。用途別にサイズの異なるコンテックスブランドのタオルがお店にずらりと並んでいます。ドライブの休憩がてら、お土産さがしに立ち寄るのがおすすめです。
【コンテックスタオルガーデン今治 基本情報】
●住所:愛媛県今治市宅間甲854-1
●電話:0898-23-3933
●時間:10:00~17:45
●定休:月曜(祝日の場合は翌日休)
●駐車場:10台
●公式サイト:kontex IMABARI JAPAN
おわりに
しまなみ海道というとサイクリングの聖地として有名ですが、ドライブも楽しいルートです。レンタカーの乗り捨てプランを活用することで、しまなみ海道を片道だけ走る旅行もできます。
しまなみ海道で経由する6つの島と、起点の尾道、今治には、さまざまな飲食店や観光スポットが目白押し。しまなみ海道ドライブのプラン立てに役立てていただけたら嬉しく思います。
Photo:PIXTA