永田いなか浜

屋久島の北西部に位置する1キロの海岸「永田いなか浜」。青く澄み渡る海と白い高波が特徴のこの海岸は、貴重な湿地としてラムサール条約にも登録され、世界有数のウミガメの産卵地として知られています。
５月から７月にかけて産卵のため毎年数千頭が上陸し、7月の後半から９月には卵から孵った子ガメが海へかえっていきます。世界中でも滅多に見ることができない感動的な光景です。ウミガメをご覧になりたい方は、永田ウミガメ連絡協議会が主催するウミガメ観察会に参加しましょう。
ウミガメに悪影響を及ぼす可能性があるため、５月から8月末までの19時半から翌朝５時までの間、永田浜へは立ち入りは禁止されています。