亀老山展望公園

愛媛県の北東部、今治市に位置する「亀老山（きろうさん）展望公園」。広島県と愛媛県を結ぶしまなみ海道が通る「大島」随一の絶景スポット、「亀老山」の展望公園です。
標高307mの地にある展望台は、建築家・隈研吾（くまけんご）氏が設計したもの。亀老山の景観保護のため外からは見えず、自然と一体になった造りが特徴です。頂上からは、瀬戸内海の景色が360°見渡す限りに広がり、眺望の美しさはしまなみ街道随一とも称されます。どの角度からも美しく見えるよう、各デッキの高さが微妙に異なる工夫が施されているそう。複雑なデザインを持つことから、建築界でも高く評価されている展望台です。
穏やかな海として知られる瀬戸内海ですが、展望台から見下ろすうず潮の急流は迫力満点。時に船の往来の厳しさを垣間見られるのは、亀老山展望台公園では。夜になると、世界初の3連吊橋である「木嶋海峡大橋」のライトアップや今治市街の夜景が望めます。