福山城

広島県東部の福山市の中心部にある「福山城」。「日本百城」にも選ばれている由緒正しいお城です。1622年に福山初代藩主・水野勝成の居城として創建されました。
日本近世城郭の円熟期に建設された城として、江戸時代初期を代表する城としても知られています。敷地内には、城が栄えた時代の歴史を伝える建造物が多数。本丸南側にある「伏見櫓（やぐら）」は、1601年に建てられた「伏見城」から移築された日本最古の櫓の一つで、本丸の大手門にあたる「筋鉄御門（すじがねごもん）」と共に国の重要文化財に指定されています。
福山の海の玄関口である「鞆の浦（とものうら）港」は、江戸時代からの町並みが残り旅情あふれる港町。潮の干満の大きい瀬戸内海に合わせて作られた雁木（がんぎ）と呼ばれる船着き場の石段が見どころです。