特急 いさぶろう・しんぺい

熊本県の人吉と鹿児島県の吉松を結ぶ観光列車「特急いさぶろう・しんぺい」。明治の鉄道の偉人の名前を冠した観光列車です。
列車のデザインを手がけたのは、鉄道デザインの神様と呼ばれる水戸岡鋭治（みとおかえいじ）氏。木をふんだんに使ったぬくもりのある車内が特徴です。レトロな照明や和モダンな座席など、遊び心をくすぐるデザインが旅の気分を盛り上げてくれます。車窓からはえびの盆地越しの霧島連山が見え、「日本三大車窓」に数えられることも。絶景ポイントではお客さんが写真をとれるように電車が減速したり、旅の思い出の写真用にパネルをもった車掌さんが巡回し一緒に写真を撮ってくれたりと、サービスも満点です。
観光列車の通過駅として有名なのが、難読駅名でも有名な「大畑（おこば）駅」。日本で唯一ループ線の中にスイッチバックがある駅で、全国の鉄道ファンからも脚光を浴びています。