宿利原農村公園

鹿児島県の大隅半島南部に位置する「宿利原農村公園（やどりはらのうそんこうえん）」。錦江湾までを一望できる、小さな公園です。
公園内は、公衆トイレや休憩できるちいさなスペースがありますが、ブランコなどの遊具は置かれていません。ドライブのちょっとした休憩に訪れるのがおすすめ。日中には、公園の西側から肝属郡錦江町ののどかな風景が広がり、その奥には錦江湾までを望むことができます。
冬になると、ここから宿利原地区内の農村でみられる風物詩「大根やぐら」の姿を見ることができます。収穫したばかりの旬の大根を竹で作った大きなやぐらに吊るし乾燥させる様子は、大根収穫量が多く、たくあんをはじめとした大根の漬物がさかんに作られている九州地方ならではの風物詩。毎年12月の後半には大根やぐらのライトアップも行われ、宿利原農村公園から赤や緑の光をまとった大根やぐらの姿を楽しめます。（開催日は毎年異なるため、錦江町公式ホームページを参照）