箱根駅伝ミュージアム

神奈川県の南西部、足柄下郡箱根町に位置する「箱根駅伝ミュージアム」。芦ノ湖畔にあり、お正月の風物詩である箱根駅伝の歴史を展示しています。
箱根駅伝とは、毎年1月に行われる大学対抗の駅伝大会。東京・大手町〜神奈川県・箱根町の芦ノ湖間の約100kmの道のりを20校と関東学生連合チームで競います。
第一回が開催されたのは1920年。｢世界に羽ばたく長距離ランナーの輩出｣を願い、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京高等師範学校（現・筑波大学）の４校で開催されました。この大会の歴史と伝統・魅力を広く発信しようと開設されたのが、「箱根駅伝ミュージアム」です。各大会の名シーンやその裏に隠されたエピソード、選手たちの愛用品などを展示しています。箱根の伝統工芸・寄木細工で作られた往路優勝トロフィーの歴史も展示されているので、ぜひ足を運んでみてください。