NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI

和歌山県伊都郡に位置する「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」。伊都郡にそびえる日本仏教の聖地「高野山」のふもとに佇む「高野下駅」の一部を改装し誕生した、駅舎ホテルです。
高野下駅が誕生したのは、大正14年。高野山へと至る参詣道「新高野街道」があることから、高野山までの旅のスタート地点として、多くの人々に利用されてきました。約95年の歴史を刻んできた駅舎の一部を、2019年11月に改装し、ホテルとしてオープン。かつて乗務員が使用していた宿直室と待機所の2室を、客室へと生まれ変わらせました。
「天空」「高野」とそれぞれ名付けられた客室には、すでに引退した南海鉄道の電車7100系の車両パーツを利用しインテリアとしています。つり革や網棚、「禁煙」の文字が書かれたプレート、手すり、座席…部屋中に、電車パーツが飾られたユニークなデザインが魅力のひとつ。
となり駅「九度山駅」の駅舎も、高野下駅と同時にリノベーション。駅舎には釜で炊いた九度山産の米を使ったおにぎりが食べられる「おむすびスタンド くど」がオープンしました。
（写真提供：NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI）