宇都宮城址公園

栃木県中部、宇都宮市に位置する「宇都宮城址公園」。宇都宮城本丸の一部が復元された公園です。
鎌倉幕府の有力な御家人であった宇都宮氏が築城した宇都宮城址公園。堀と土塁を幾重にもめぐらせた堅い守りが特徴です。その後1868年の戊辰（ぼしん）戦争で、建物の大半が焼失。現在の公園は城の3分の1を復元したもので、市制施行110周年の記念施設として整備されました。約10ｍの土塁の上に櫓（やぐら）と土塀（どべい）がある他、堀や土塁、2基の櫓などもあります。城についてもっと知りたい方は、展示施設「清明館」へ。宇都宮氏の繁栄の歴史や城の変遷について深く学べます。見どころは、4月中旬ごろまで次々と咲く4種類の桜。河津桜、しだれ桜、ソメイヨシノ、大山桜が順次開花していきます。また、金曜、土・日曜の日没から午後9時まではライトアップも実施。
車での来園される方向けに、公園に隣接する市役所の来庁者専用駐車場が無料で開放されています。