備中松山城

岡山県西部にそびえる臥牛山の標高430mに位置する「備中松山城（びっちゅうまつやまじょう）。日本でたった12城しかない天守が残る城の中で、山城としては随一の高さを誇る天守として知られています。1240年に備中の将軍 秋庭三郎重信によって建てられた後、何度も戦火に見舞われました。明治時代になると多くの施設が復元され、天守・二重櫓・土塀の一部などが国の重要文化財に指定されています。
また、「天空の山城」としても有名な備中松山城。雲海の名所として多くの観光客を楽しませます。9月下旬から4月上旬の明け方から午前8時が雲海シーズンとされていますが、特に雲海が発生しやすいのは10月下旬から12月上旬の早朝にかけて。備中松山城展望台から眺める雲海に浮かぶ城は、誰もが圧倒される幻想的な光景です。高所に位置するためアクセスが難しいですが「観光乗合雲海タクシー」などを利用して訪れてみてください。