刀剣博物館

東京都の東部、墨田区にある旧安田庭園の一角に位置する「刀剣博物館」。刀剣をはじめ、甲冑、金工資料などの貯蔵・展示をしている博物館です。
1968年に、日本刀文化の普及のため開館。平安・鎌倉時代の作品を中心に刀剣33点、刀装8点、刀装具25点を展示しています。中には、国宝に指定されている作品もあり、まさに日本刀好きにはたまらないスポットです。
同館は3階建て。庭園の景観との調和を図るため、屋根の高さを抑え丸みを持たせて設計されています。1階には、ミュージアムショップや展示・情報コーナーを用意。2階には閲覧室、3階には、展示室に加え屋上庭園が設けられています。
博物館の建つ旧安田庭園は、かつて隅田川の水を引いていた潮入り回遊式庭園でした。現在は人工のポンプで潮の干満を再現しています。日本刀の文化に触れ、庭園を散策することで、存分に「和」を堪能できるでしょう。