妙見浦

熊本県の天草市、西海岸に位置する「妙見浦(みょうけんうら)」。国の名勝に指定されている景勝地です。 江戸時代には「穴の口」と呼ばれ、熊本藩主が要人をもてなす絶景の場として親しまれてきた歴史ある観光地。1935年には、国の名勝および天然記念物に指定されています。象が海の上を歩いているように見える「ゾウ岩」がある「妙見洞門」や「妙見洞窟」をはじめ、激しい波に浸食されて形成された大小さまざまな奇岩が並びます。妙見洞門は小型船舶でくぐることができ、妙見洞窟の内部とともに、鍾乳石で覆われている様子を間近に観察可能。奇岩や垂れ下がる鍾乳石がつくる造形は、天草ならではの自然美です。 妙見浦の海は透明度抜群で色鮮やかな熱帯魚がきれいに見えると好評で、全国からダイバーが訪れるダイビングスポットとしても人気のスポットです。 春には「十三仏公園」で妙見浦を背に桜並木が咲き誇り、満開の時期には多くの人が絶景を求めて訪れます。周辺の「西平椿公園」と「鬼海ヶ浦展望所」から眺める夕日は「日本の夕日百選」に選定されるなど、様々な角度から絶景を楽しめます。
基本情報
〒863-2802 熊本県天草市天草町下田南
0969-42-1111(天草市天草支所 まちづくり推進課産業建設係)
アクセス
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From九州自動車道松橋IC
車(約2時間20分)