浴恩館公園

東京都小金井市に位置する「浴恩館公園」。落下樹が多く春は新録、秋は紅葉といった四季折々の景観が楽しめる公園です。
園内には小金井市の史跡として指定されている「浴恩館」があり、現在は小金井市文化財センターとして小金井市の郷土資料を収蔵・展示。縄文時代から現在にいたるまでのさまざまな展示がなされています。
浴恩館は、青年団講習所の所長であった教育者の下村湖人が講習生と語らいながら小説『次郎物語』の構想を練った場所でした。しっとりとした公園に佇む浴恩館は、昭和初期の趣が漂うノスタルジックな建物。日本の古き良き景観を残し、穏やかな時間が流れています。
周辺には広大な新緑に包まれた「小金井公園」や、東京都内各地域にかつて建っていた文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示している「江戸東京たてもの園」などがあり、ディープな東京に触れられます。