大内宿

福島県の南部、下郷（しもごう）町に位置する「大内宿（おおうちじゅく）」。江戸時代には、日光と会津を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えていました。現在は、国指定重要文化的建造物群保存地区」に指定されています。茅葺（かやぶき）屋根の建物が立ち並び、江戸時代の街並みが残るスポットです。
大内宿は、見どころ満載。身分の高い旅行者の宿泊施設であった本陣を復元し、当時の風習を伝える写真や生活道具などを展示している「大内宿町並み資料館」。少し離れた森の中にひっそりと佇む「高倉神社」などは必見です。また、大内宿の名物も味わってみてください。箸の代わりにネギを使って食べる「ねぎそば（高遠そば）」やモチっとした食感がたまらない「栃餅」は絶品です。
四季折々の魅力が自慢の大内宿。なかでも冬の時期には、雪で一面が白く染まった幻想的な光景が広がります。2月には、雪灯籠が見どころの「大内宿雪まつり」が開催されるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。