羊蹄山

北海道南西部の後志地方に位置する「羊蹄山（ようていざん）」。標高1,898mの成層火山です。見た目が富士山に似ており、そのことから蝦夷富士（えぞふじ）という愛称があります。登山の名所であり、夏期冬期共に登山客を受け入れています。登山ルートは「倶知安（くっちゃん）ひらふコース」「京極コース」「喜茂別（きもべつちょう）コース」「真狩（まっかり）コース」の4ルート。山頂付近には避難小屋があり、6月第2土曜から10月第2日曜までは管理人が常駐しています。羊蹄山には倶知安、京極、喜茂別、真狩、ニセコの5町村が隣接しており、それぞれが自然の観光資源を生かした取り組みを行っています。
スキー場の雪質が良く、特にニセコ町では冬のスキーと夏のアクティビティを求めて外国人の移住者が増加しています。また、京極町には「京極のふきだし湧水」を求めて観光客が訪れます。環境庁の「名水百選」にも選ばれた湧き水で、多くの人に親しまれています。