伊藤博文別邸

山口県北部、萩市に位置する「伊藤博文別邸」。伊藤博文が現在の東京都品川区に建てた別邸を移築した建物です。
東京にあった屋敷は、中庭や西洋館、書院、離れ座敷、台所、風呂、蔵などを備えた広大なものでした。萩市には、玄関の一部、大広間、離れ座敷など3棟を移築しています。
建物の中に入っての見学も可能。明治時代の宮大工、伊藤万作が趣向を凝らした大広間の鏡天井や、離れ座敷の節天井などは非常に見ごたえがあります。
周辺には、博文が生まれ育った「伊藤博文旧宅」を始め、師匠・吉田松陰のゆかりの地である「松陰神社」や「松下村塾」、「吉田松陰生誕の地」もあります。
ぐるりと萩の町を探索すれば、日本をけん引した偉人たちの生き様を感じられることでしょう。