西都原古墳群

宮崎県のほぼ中央部、西都市に位置する「西都原古墳群（さいとばるこふんぐん）」。標高約60mの平坦な洪積層（こうせきそう）の台地に広がる古墳群地帯です。大自然に包まれた東西2.6㎞、南北4.2㎞の広大な敷地には、300余基の古墳が点在。約1,700年前の古墳時代に造られたものといわれています。
古墳の種類はさまざまで、製作時期や形も異なる古墳を一度に見学可能。円形墳、前方後円墳、方形墳、地下式古墳等などさまざまな古墳の形式があり、それぞれに独自の神話と特徴を持っています。中に入って見学できる古墳や、博物館も併設されています。
花の名所としても有名な西都原古墳群。古墳を背景に、菜の花や桜、あじさい、ヒマワリ、コスモスと、四季折々のさまざまな花を楽しめます。春には300,000本の菜の花と2,000本の桜が咲き、毎年3月下旬から4月上旬に開催される「花まつり」には約30,000人もの観光客が訪れるほど。期間中は夜桜も楽しめます。