吉見百穴

埼玉県の中部、吉見市に位置する「吉見百穴(よしみひゃくあな)」。約1,400年前に造られた横穴墓群で、1923年に、国の史跡に指定されました。 「横穴墓」とは、山や丘陵の斜面を横に掘り墓としたもののこと。他の岩石と比べて軟弱な凝灰質砂岩によってできた岩盤に、2〜3㎡の横穴を掘り、遺体を埋葬したと考えられています。219基もの横穴を有する吉見百穴は、日本最大級の横穴墓群です。 太平洋戦争末期には、米軍からの空襲を逃れるため、吉見百穴とその周辺に大規模な地下軍需工場が造られました。現在は、軍用トンネル内に入ることができますが、崩落の危険があるため一部しか公開されていません。 丘陵の下部の穴には、エメラルド色に光るヒカリゴケが自生しています。関東平野においてヒカリゴケの自生はとても貴重。国の天然記念物として指定されています。
基本情報
〒355-0155 埼玉県比企郡吉見町北吉見324
0493-54-4541
8:30〜17:00
無休
中学生以上:300円 小学生:200円 未就学児:無料
利用不可
<パンフレット> 【日本語】【英語】
アクセス
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From東武東上線 東松山駅
川越観光バス / 免許センター行き →【百穴入口】バス停 → 徒歩(約5分)
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FromJR高崎線 鴻巣駅
川越観光バス / 東松山駅行き →【百穴入口】バス停 → 徒歩(約5分)