軍艦島

長崎県長崎市に位置する「軍艦島」。2017年に「明治日本の産業革命遺産」の一部として世界遺産に登録されました。正式名称は端島といい、岸壁に囲まれた島の風貌や高層アパートが立ち並ぶ外観から軍艦島と呼ばれるように。
1870年頃から炭鉱開発が始まり、日本の近代化を支えてきたこの島は、6回の埋め立てで島を拡大し、ピーク時の人口密度は東京都の9倍にものぼるほど。当時は、国内初の高層鉄筋アパートなどや娯楽施設が建ち並んでいましたが、1974年の海底炭坑の閉山を機に住民はいなくなり、現在は廃墟と化しています。
軍艦島には、ツアーに参加することで上陸できます。「廃墟の島」という呼び名もありますが、栄えていた当時の生活を実感出来るスポットです。