小布施

長野県の北部、小布施町に広がる「小布施（おぶせ）」。江戸時代に交通、経済の要所として発展した千曲川（ちくまがわ）の東岸に位置する町です。
多くの人が行き交い、独自の文化が花開いた小布施。浮世絵師・葛飾北斎（かつしかほくさい）や俳人・小林一茶（いっさ）をはじめとする多くの文人や芸術家が足を運び、町に魅了されたといわれています。現在も文化が息づく小布施には10軒以上の美術館が開かれており、その内の一つ「北斎館」では、葛飾北斎が小布施で描いたとされる貴重な肉筆画や書簡が展示されています。
小布施の特産品として、栗が有名です。町には栗をふんだんに使用したグルメを堪能できるカフェやレストランが点在しています。モンブランを目当てに訪れる観光客も多く、カフェには行列ができることも。栗おこわや栗どら焼きはお土産にぴったりです。