見島のカセドリ

見島のカセドリ

見島のカセドリ

佐賀県の東部、佐賀市蓮池町見島地区の伝統行事「見島のカセドリ」。350年以上続く旧正月の行事で、「カセドリ」に扮する2名の青年が熊野神社や地区内の家々をめぐり、長さ1.8mの竹を打ち鳴らしてその年の無事を祈願します。 国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、2018年には「来訪神 仮面・仮装の神々」の構成遺産の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。 「カセドリ」とは神様の使い。未婚の青年2名が、蓑(みの)・腰蓑(こしみの)や甚八笠(じんぱちがさ)などの装束をまとい、白布で頭と顔を覆ってカセドリに扮します。彼らは先を細かく裂いた青竹を打ち鳴らし、悪霊を追い払います。熊野神社にて竹を拝殿の床に打ち付けるなどの儀式を行った後、各家庭でも竹を打ち鳴らして一年の無事を祈願します。各家庭では酒や茶を1杯振舞い、切り餅を授けます。

基本情報

Address
〒840-0215
佐賀県佐賀市大和町八反原578(佐賀県 熊野神社)
Phone
0952-97-0166(加勢鳥保存会)
Hours
2月の第2土曜の夜

アクセス

  • FromJR 佐賀駅 
    佐賀市営バス / 29蓮池・橋津線 橋津行
    →【芙蓉校前】バス停→ 徒歩(約5分)
    
  • From長崎自動車道 佐賀大和IC
    車(約40分)

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