泰勝寺跡
熊本県、熊本市の東部、立田山の麓に位置する「泰勝寺跡(たいしょうじあと)」。江戸時代、肥後藩主細川家の菩提樹である泰勝寺が建っていた場所です。 明治時代の神仏分離令を受けて廃寺となった泰勝寺。敷地内の緑豊かな庭園部分は細川家から熊本市に貸与されており、現在は「立田自然公園」として市民の憩いの場になっています。敷地内には細川家の墓所や、茶の湯に造詣の深い細川家の茶室「仰松軒(こうしょうけん)」があり、千利休や豊臣秀吉も使用したといわれる手水鉢(ちょうずばち)が置かれています。また、細川家が客人として迎え入れ、晩年を肥後で過ごしたといわれる宮本武蔵の「供養塔」もあり、肥後の国の歴史を存分に感じることができるスポットです。 現在も定期的にお茶会や地元の飲食店が出店するマルシェなどが開催され、地域交流の場となっています。
基本情報
〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪4-610
096-344-6753
8:30~17:00(最終入園:16:30)
12月29日~12月31日
高校生以上:200円 小・中学生:100円
アクセス
-
FromJR 熊本駅
産交バス / 楠団地方面 →【立田自然公園前】バス停 → 徒歩(約10分)