宮之浦岳

鹿児島県、屋久島の中央部に位置する「宮之浦岳(みやのうらだけ)」。日本最南端の百名山です。1936m、九州一の標高を誇り、晴れの日には背景に種子島が望めます。「洋上アルプス」と称される屋久島の山脈に属し、対峙する永田岳なども含め、九州地方でも標高の高い山岳です。 樹齢1000年以上の屋久杉が何本も自生することでも知られる、自然豊かな宮之浦岳。頂上へ近づくにつれて、花崗岩質の奇岩の数々が見られます。雨で浸食されて自然に形成された奇石は、降雨量が多い屋久島ならではのもの。頂上付近は、木が生育できない標高である「森林限界」であるため、立ち枯れ寸前の白骨樹がそびえる姿に圧倒されます。 初心者も比較的に登りやすい淀川登山口コース、荒川登山口から縄文杉へアクセスするルートとセットで訪れるコースが人気。屋久島は降水量が多く、冬季は雪山になるためご注意を。
基本情報
〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
0997-49-4010 (屋久島観光協会)
アクセス
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From宮之浦港
種子島・屋久島交通 / 大川の滝方面 →【合庁前】バス停 種子島・屋久島交通 / 紀元杉方面 →【紀元杉】バス停 → 徒歩すぐ