旧増田家住宅

鹿児島県の西部、薩摩川内市に位置する「旧増田家住宅」。入来武家屋敷群にある、茅葺き屋根が特徴の武家屋敷です。 明治時代に建てられ、一部は大正時代に増築されました。明治から大正にかけての建築様式の変遷をうかがえる貴重な建物として、国の重要文化財にも指定されています。家族の生活の場である「なかえ(居間)」には、当時の食器や焼き物など貴重な展示物がたくさん。お客様用の部屋の「おもて(主屋)」には、この屋敷の蔵から発掘されたという西郷隆盛の書のレプリカも展示されています。敷地内には石蔵や五右衛門風呂もあり、当時の武家屋敷の造りや、人々の生活の様子を垣間見ることができます。 近くには、島津氏の家臣である入来院氏が築いた清色城跡(きよしきじょうあと)があります。山城ではありますが遊歩道が整備されており、豊かな自然を感じながら散策することができます。
基本情報
〒895-1402 鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名77
0996-44-4111
9:00~17:00(最終入館:16:30)
月曜(休日の場合は火曜)、年末年始(12月29日~1月3日)
アクセス
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FromJR 川内駅
車(約25分)
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FromJR 川内駅
リムジンバス鹿児島空港行き →【入来中学校】バス停 → 徒歩(約13分)