関吉の疎水溝

関吉の疎水溝

関吉の疎水溝

鹿児島県の中央部、鹿児島市に位置する「関吉の疎水溝(せきよしのそすいこう)」。緑豊かな山間にある、集成館事業に活用された用水路です。 元は、薩摩藩主である島津斉彬(しまづ なりあきら)が、製鉄や紡績といった西洋式産業を興すための原動力として造らせた小型のダム。主動力である水車を動かすために、清流の稲荷川から約7kmにわたって水を引いていました。現在も一部は用水路として活用されており、周辺の田んぼを潤しています。2015年には、「旧集成館」「寺山炭窯跡」と並んで、幕末から明治にかけての産業革命遺産群として世界文化遺産に認定されました。 歩いて5分ほどの距離には、県内産のスギを使った特産物販売所「せきよしの物産館」もあるので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

基本情報

Address
〒892-0873
鹿児島県鹿児島市下田町1263
Phone
099-227-1962(鹿児島市教育委員会文化財課)

アクセス

  • FromJR 竜ヶ水駅
    車(約30分)
  • FromJR 鹿児島中央駅
    南国交通バス 緑ヶ丘団地線 / 伊敷団地線 / 本城線
    →【下田】バス停 → 徒歩(約12分)

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