稲渕の棚田

奈良県の中部、明日香村に位置する「稲渕の棚田」。平安時代から室町時代に開墾された棚田です。
見どころは、棚田の美しい景観。その美しさは日本の棚田百選に選ばれたほど。約300枚の水田と畑が、明日香村の美しい歴史的景観の一部となっており、農村の原風景を強く残しています。平成23年（2011年）には重要文化的景観指定に定められました。秋には棚田の畔や土手に彼岸花が咲き誇り、棚田を赤く彩ります。
9月に「かかしコンテスト」や「彼岸花祭り」、毎年10月にNPO法人「飛鳥の未来を創る会」主催の稲刈りイベントが開催。稲刈りイベントの昼食には「棚田米カレー」が振る舞われます。