桜と梅と桃の見分け方
桜と梅の種類
日本人と桜・梅・桃の深い関わり
桜と梅と桃の名所
春の訪れを感じさせる桜・梅・桃

季節を表す花として愛されている桜・梅・桃。日本では、2月頃から可憐なピンク色の花をつけた枝を見かけるようになります。

お花見や入学・卒業を象徴する花として親しまれている「桜」、松や竹と並んで縁起が良い花とされる「梅」、桃の節句とも呼ばれるひな祭りに飾る習慣がある「桃」。

そんな3つの花の違いや見分け方をご存知でしょうか?

桜・梅・桃は3つともバラ科に属しているため見た目がよく似ていて、遠目で見ると違いがわかりにくいのですが、開花時期や花びらの形、香りに着目すると簡単に見分けることができます。3つの花の違いがひと目でわかればお花見がより楽しくなること間違いなし。

今回は、桜と梅と桃の違いや見分け方について、詳しく解説していきます。

【関連記事】
日本全国の桜名所を知りたい人はこちら↓
【お花見】この春行きたい!日本全国桜名所を一挙大公開!

東京都 < 上野

【お花見】この春行きたい!日本全国桜名所を一挙大公開! 日本で古くから国民に愛され続けている「桜」。日本全国には様々な桜名所がたくさんあります。その土地によって咲いている桜の種類が違ったり、歴史的建造物と桜のコラボレーションであったりと、1つとして同じ桜はないんです!

絶景

桜と梅と桃の見分け方


桜と梅と桃の違い

桜と梅と桃はそれぞれ何科に属しているかご存知ですか?

実は、この3つの花はすべてバラ科の植物。いずれもバラの仲間であることから見た目がとてもよく似ていて見分けるのが難しいといわれています。

見た目は似ていますが、いくつかのチェックポイントを注意深く観察すれば、それぞれの特徴が見えてきます。見た目、開花時期、香りの3つのポイントに着目すると誰でも簡単に見分けることができるようになります。

花の形や枝、幹、葉の違い


桜と梅と桃の花びらでの見分け方

最初に、最も分かりやすい見た目の違いから解説していきます。
まずは花びらに注目してください。花びらに切れ込みがあれば桜、切れ込みがなければ梅か桃になります。

次に、梅と桃の違いですが、ポイントは葉と花がひらくタイミング。花だけがひらいている場合は梅、葉と花が同時にひらいていれば桃になります。

他にも見分けるポイントがいくつかあるので、それぞれの特徴をまとめて紹介します。

桜の特徴


桜の特徴


1本の枝に多くの花をつけるサクラ

花びら:先が割れている
花柄(枝と花が繋がっているところ):長い
花の数:1つの節に多くの花をつける
幹肌:赤茶色で、ゴツゴツした横縞模様になっている
葉:花が咲き終わった頃から初夏にかけて茂る

梅の特徴


梅の特徴


雪のように白いウメの花

花びら:先が丸い
花柄:ほとんどない
花の数:1つの節につき花は1つのみ
幹肌:黒ずんでいて、比較的ざらついている
葉:花が咲き終わってから出てくる

桃の特徴


桃の特徴


可憐でかわいらしい雰囲気を持つモモの花

花びら:先が尖っている
花柄:短い
花の数:1つの節につき花が2つ(節の中央に葉芽があり、その両側に花芽が1つ)
幹肌:白っぽく、ツルツルしていて、斑点模様がある
葉:花と同時にひらく

花の咲く時期の違い


桜と梅と桃が同時に咲くことが名前の由来となっている「三春町」

一般的に、梅→桃→桜の順に開花します。地域や気候によって開花が重なることもありますが、開花時期を知っていれば、どの花なのか大体の見当をつけることができます。

桜の開花時期は3月中旬から5月上旬。例年最も早く開花するのは沖縄などの気候が温暖な地域で、反対に春の訪れが比較的遅い北海道や東北北部は最も遅く開花します。

梅の開花時期は1月下旬から4月下旬にかけてですが、品種によっては12月半ばの冬至の頃に咲き始めることも。

桃は桜とほぼ同様で3月中旬から4月下旬頃に開花します。桃→桜の順番で開花することが多いものの、気候や地域によっては開花時期が重なることも。

色と香りの違い


それぞれ特有の香りを持つ桜・梅・桃

色は白やピンク、赤など、大きな違いはないものの、注意深く見てみるとさまざまな色の組み合わせがあることがわかります。また、香りは桜、梅、桃それぞれ特有の香りを持っているため、見分けるときの一つのポイントになるかもしれません。


薄いピンク色の桜の花

色は白や薄いピンク、濃いピンクなど、種類や個体によってさまざまです。香りは、アーモンドやバニラなどに含まれる杏仁豆腐のような甘い香りとバラの匂いに似た甘くて深い優雅な香り、桜葉漬の香りなどが絶妙に混ざり合った甘い香り。

とはいえ、最も目にすることが多いソメイヨシノをはじめとする大半の桜の香りはとても弱く、花に顔を近づけてもわかるかどうかという程度です。

また、桜の食べ方として代表的なのが、桜葉漬や桜餅。桜の匂いがふんわりと香る料理や和菓子を食べれば、春を感じられること間違いなしです。


紅色の梅の花

色は大きく紅色と白色に分けられます。配色は単色のものから、芯の部分が淡いピンク色で花びらの周辺だけが濃い紅色など1つの花の中で色が異なるものまでさまざまです。

また、1本の木から違う色の花が咲くことも梅の大きな特徴の一つ。梅は少しの遺伝子変異で花の色が変わりやすいため、紅梅の枝のどこかの細胞に突然変異が起こると、紅白の梅の木になることがあるそうです。

香りは主成分が同じであることから、ジャスミンやイランイラン、クチナシと同じような香りがします。


薄いピンク色の桃の花

色は白、薄いピンク、濃いピンク、赤など、種類や個体によって異なります。1つの木の中でも白とピンクなど違う色の花が咲くことも。香りは花に顔を近づけると薄っすらと感じられる程度です。

桜・梅・桃と似ている杏の花


桜・梅・桃と似ている杏の花

桜・桃・梅と似ている花に杏(あんず)があります。丸い花びらが梅とよく似ていて、開花時期も3月から4月となっているため、見分けるのが難しいと感じる人が多いようです。

そんな杏と梅の決定的な違いは花のつき方。1つの節に1つの花なら梅、1つの節に複数の花が咲いていれば杏です。

桜と梅の種類

一見すると同じような形や色に見えても、桜や梅にはさまざまな種類があります。中でも代表的な品種をいくつか紹介します。

桜の種類

ソメイヨシノ(染井吉野)


日本で最も有名な桜であるソメイヨシノ

日本で最も有名な桜である「ソメイヨシノ(染井吉野)」。北海道や沖縄など一部の地域を除いて、気象庁が発表する桜の開花はソメイヨシノの開花のことを指します。

丸く中輪の一重咲きで、淡い紅色が特徴の品種。開花時には枝全体が可憐なピンク色に染まります。

ヤエザクラ(八重桜)


華やかな雰囲気を持つヤエザクラ

花びらが重なって咲くように見える八重咲きの桜の総称である「ヤエザクラ(八重桜)」。桜の場合、花びらの枚数によって呼び方が異なり、ソメイヨシノのように花びらが5枚の桜を一重咲きと呼ぶのに対して、花びらが20枚以上の桜を八重咲きと呼びます。

ヤエザクラは日本全国でさまざまな品種が栽培されており、関山(カンザン)、手毬(テマリ)、普賢象(フゲンゾウ)などが知られています。

梅の種類

紅千鳥(べにちどり)


明るい紅色が特徴の紅千鳥

明るく美しい紅色が特徴の「紅千鳥(べにちどり)」。旗を立てたような形の花弁である旗弁(きべん)が雄しべの先端に出やすいのが特徴です。枝は細いのですが、花つきがよく、庭木や鉢植えにおすすめの品種です。

冬至(とうじ)


儚げな白色が特徴の冬至

お正月用の梅として使用されている「冬至(とうじ)」。開花時期が12月中旬から2月中旬と早く、冬至の頃に咲くのが名前の由来となっています。枝が比較的細く、鉢植えや盆栽に向いている品種です。

日本人と桜・梅・桃の深い関わり


日本ならではの美しい風景

古くから、日本人の生活に彩りを添えてくれている「桜・梅・桃」。短歌や行事、ことわざなど、日本文化との関わりをいくつか紹介します。

桜・梅・桃が登場する短歌


日本文化の一つである短歌

春の訪れを感じさせる花である「桜・梅・桃」。その可憐さや美しさが人々の心を打ち、古くから数多くの絵画や文学作品に登場してきました。

中でも短歌の中には、桜や梅、桃について詠われたものがいくつも存在します。ここではそれぞれの花について詠まれた短歌を1首ずつ紹介します。

桜が登場する短歌


奈良の桜

『いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に にほひぬるかな』

現代語訳:昔の奈良の都に咲いた八重桜が、今日はこの新しい都の宮中に美しく咲いたことです。

百人一首で桜について詠まれた短歌の一つ。奈良から宮中に届けられた八重桜の献上品を、宮中で受け取る役に抜擢された伊勢大輔(いせのたいふ)が藤原道長に即興で詠めと言われ、返した歌です。

帝の御世(みよ)を奈良の豪勢な八重桜と重ね、宮中の栄華ぶりをほめたたえた見事な歌だと言われています。

梅が登場する短歌 


雪景色と紅梅

『折られけり くれない匂ふ 梅の花 今朝しろたえに 雪は降れれど』

現代語訳:折ることができたよ。紅の色が美しく咲いている梅の花を。今朝は真っ白に雪が降っているけれど。

新古今和歌集に収められている短歌。宇治前関白太政大臣が鮮やかな紅梅と白い雪のコントラストを詠んだ歌です。

「匂ふ」とは、美しく色づいている様子や、花が美しく咲いている様子を表す言葉。雪景色の中に美しく咲き乱れる梅の花の鮮やかさが目に浮かびます。

桃が登場する短歌 


風景を彩る桃の木

『春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ少女』

現代語訳:春の庭が紅色に美しく照り輝いています。桃の花が木の下まで美しく照り映えた道に出てたたずむ少女よ。

現存する日本最古の和歌集である万葉集に収録されている短歌です。奈良時代の歌人大伴家持(おおとものやかもち)によって詠まれた歌。色彩豊かな美しさを詠んだ、まるで一枚の絵画のような歌です。

行事

「ひな祭りには桃の花を飾る」、「桜といえば入学式や卒業式」といったイメージを持っている人が多いと思いますが、そう言われるようになった理由や背景について考えたことはありますか?

ここでは、ひな祭りと入学式・卒業式にスポットを当てて、日本の行事と春の花々との関係性について紹介していきます。

ひな祭り


3月3日に飾るひな人形

女の子の健やかな成長を願う日である3月3日のひな祭り。春の訪れとともに咲き、春の季語でもある桃の花にちなんで「桃の節句」とも呼ばれており、昔から桃の花を飾る習慣があります。

なぜ他の春の花ではなく桃の花が飾られるのかご存知ですか?春になるとよく耳にする童謡「うれしいひなまつり」にも桃の花が登場し、聞き馴染みがあるため、なんとなく桃を飾るというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

しかし、実は明確な理由があるのです。

まず桃には魔除けの力があること。日本神話の中でイザナギノミコトが化け物を追い払うために桃を投げつけたといわれており、桃は古くから魔除けの力があるものとして知られていたことが影響しています。


ひな人形とももの花

また、桃を食べると長寿になると信じられていたことや、1本の木にたくさんの実がつくことから子宝の木とされてきたこと、色や形がかわいらしく女の子のイメージがあったことなどの理由から桃を飾るようになったという説もあります。

ひな人形だけでなく、飾られる理由を考えながら桃の花にも目を向けてみるとまた違ったひな祭りの楽しみ方ができるのではないでしょうか。

【関連記事】
イザナギノミコトが登場する日本神話についてもっと知りたい人はこちら↓
【日本神話】の物語って?個性豊かな神々を徹底解説!

京都府 < 京都市

【日本神話】の物語って?個性豊かな神々を徹底解説! 昔から存在する「日本神話」。古事記や日本書紀を元に、日本の神々の物語が書かれています。実は個性豊かな神様のおもしろい話があることをご存知でしょうか。今回は日本神話の代表的な話から特殊な話まで、日本と他国を比較しながら解説します。

その他伝統・日本文化

入学式・卒業式


入学を祝う桜の花

「満開の桜の下で入学式や入社式を迎える」というのは私たち日本人にとって馴染み深い光景になっています。桜=入学式というイメージはいつからあったのでしょうか。

いくつか説があるようですが、その中の1つである「戦争による影響」について紹介します。1941年に勃発した太平洋戦争の空襲で全国各地の桜の名所の多くが焼け、戦後桜の名所をつくり直す際に扱いやすいソメイヨシノが主に使われました。

そして「ソメイヨシノの日本列島」が戦後の復興期に完成。また、戦後になって4月の一斉入学や一斉入社が定着しソメイヨシノの花盛りと、入学や入社の時期がちょうど重なるようになります。


入学式

この頃から4月は一斉に人が別れ、出会う時期になり、そのことがソメイヨシノの一斉に咲いて散るという特徴と重なって、桜が人の出会いと別れをイメージする花になったと考えられています。

日本では4月入学・入社が当たり前になっていますが、世界的に見ると実は9月入学が主流。日本特有の文化と桜の開花時期が相まって、桜=入学や入社といったイメージが浸透したのかもしれません。

ことわざ・四字熟語

桜梅桃李


美しく咲き誇る春の花

「桜梅桃李」とは、文字の通り、桜、梅、桃、季のこと。それが転じて、それぞれが独自の美しい花を咲かせるように、他人と自分を比べることなく個性を磨こうという教訓を含んでいる四字熟語です。

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿


梅の枝

桜も梅も同じバラ科の植物ですが、性質の違いから剪定の方法が異なります。それを短くまとめたのが古くから伝わるこのことわざです。

桜は枝や主幹を切ると、その傷口から腐朽菌が入って腐りやすくなるため、むやみに切ってはいけないというのがこの教え。特に桜の代表的な品種であるソメイヨシノは腐朽菌が入り、幹が腐ると中が空洞になってしまうので剪定の際は注意が必要です。

一方で、梅は枝が上に向かって大きく伸びるので、定期的に剪定をしないと枝が混み合って短い枝に太陽の光が差し込まず、花が咲きにくくなります。これが桜の剪定が難しいとされ、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざができた理由。

花だけでなく人に対しても、それぞれの個性に応じた手のかけ方をすることが大切であるという教訓の意味でも使われているようです。

花言葉


「精神の美」などの花言葉を持つ桜

桜の花言葉

「精神の美」「優美な女性」「高貴」「純潔」

梅の花言葉

「高潔」「忠実」「忍耐」「上品」

桃の花言葉

「私はあなたのとりこ」「天下無敵」「気立ての良さ」「チャーミング」

桜と梅と桃の名所

春の訪れを感じさせてくれる「桜・梅・桃」。3つの花の見分け方や日本文化との関わりを知ってからお花見に出かければ、きっといつもと違った楽しみ方ができるはず。

全国各地にある桜・梅・桃の名所を訪れてみてはいかがでしょうか。

桜の名所

北海道「松前公園」


松前公園の桜(写真提供 Instagram: chesterhsu26様

日本最北の城下町である「松前公園」。園内には約250種、およそ1万本もの桜が咲き誇り、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。

松前公園の桜は早咲き・中咲き・遅咲きと時差開花するため、約1ヶ月にわたり桜を楽しむことができるのが魅力。園内には松前生まれの桜が約100種類あり、松前でしか見られない桜も数多くあるので、北海道観光では外せないスポットです。

【関連記事】
松前公園がある北海道の桜名所を知りたい人はこちら↓
【お花見】この春行きたい!北海道桜名所4選

北海道 < 松前郡

【お花見】この春行きたい!北海道桜名所4選 観光地やグルメなど年間を通して観光客が絶えず、多くの人で賑わう北海道。桜の開花が最も遅い北海道は5月頃まで桜を楽しめるため、見逃してしまった人でも大丈夫!北海道ならまだ間に合いますよ。 今回は北海道のお花見・桜名所をご紹介します。

絶景

東京都「目黒川桜並木」


ライトアップされた目黒川の桜並木

約4kmにわたり桜並木が広がる「目黒川桜並木」。春になると約800本にのぼる桜が咲き誇り、見頃が過ぎると川全体がピンクの絨毯で埋め尽くされます。

目黒川の一番の魅力はなんといっても夜桜。ライトアップされたぼんぼりが桜と目黒川を美しく照らし、日中とはまた違うロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。

【関連記事】
目黒川がある関東地方の桜名所を知りたい人はこちら↓
【お花見】この春行きたい!関東地方の桜名所13選

東京都 < 上野

【お花見】この春行きたい!関東地方の桜名所13選 春といえば桜の季節!日本の国花として知られているだけあり、全国各地に桜の名所があるんです。今回は関東に限定して、人気お花見スポットや桜の名所をご紹介します。

その他自然・絶景

奈良県「吉野山」


山全体を埋め尽くす吉野の桜

奈良県の中央部・吉野郡吉野町に位置する「吉野山」。山全体が世界遺産に登録され、日本を代表する桜の名所となっています。

吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。シロヤマザクラは上から下まで山全体を埋め尽くしており、“一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われます。

吉野山の魅力は桜の見頃が長いこと。例年4月初旬から末にかけて、山の下の部分から上の部分へ順に開花していくため、美しい桜の風景を約1ヶ月間楽しむことができます。

【関連記事】
吉野山がある近畿地方の桜名所を知りたい人はこちら↓
【お花見】この春行きたい!近畿地方の桜名所14選

大阪府 < 京橋・大阪城周辺

【お花見】この春行きたい!近畿地方の桜名所14選 東京からもアクセスが良く、人気観光地として有名な近畿地方。情緒あふれる大阪城や京都の街並みと桜のマッチは最高です。そんなステキな観光スポットが数多く存在する近畿地方でお花見する際のオススメ桜名所をご紹介します。

絶景

他にも、福岡県大牟田市や埼玉県の与野公園などの隠れた名所では、ゆったりとお花見を楽しむことができます。

梅の名所

三重県「鈴鹿の森庭園」


鈴鹿の森庭園のしだれ梅

三重県鈴鹿市に位置し、約200本ものしだれ梅を楽しむことができる「鈴鹿の森庭園」。鈴鹿の森庭園では様々な色や形のしだれ梅を目にすることができます。

中でも八重咲き品種の代表「呉服枝垂(くれはしだれ)」が有名。樹齢100年以上のしだれ梅の圧巻の美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。

【関連記事】
しだれ梅で有名な鈴鹿の森庭園の見どころを知りたい人はこちら↓
【鈴鹿の森庭園】春を先取り!日本最大級のしだれ梅園

三重県 < なばなの里・鈴鹿

【鈴鹿の森庭園】春を先取り!日本最大級のしだれ梅園 日本最大級のしだれ梅が楽しめる「鈴鹿の森庭園」。三重県鈴鹿市に位置し、約200本ものしだれ梅の美しい景色が広がっています。桜よりも開花時期が早く、一足先に春を感じられる梅。今回は鈴鹿の森庭園のしだれ梅の魅力から、桜と梅の違いなどを紹介します。

絶景

茨城県「偕楽園」


偕楽園の梅の木

茨城県水戸市に位置する「偕楽園」。金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の一つに数えられている庭園で、古き良き江戸時代の雰囲気が味わえる場所です。

【関連記事】
約3,000本の梅が植えられている偕楽園の見どころを知りたい人はこちら↓
【偕楽園】日本三名園の見どころ解説

茨城県 < 水戸市

【偕楽園】日本三名園の見どころ解説 日本三名園のひとつ「偕楽園」。茨城県水戸市に位置し、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ徳川斉昭によって造園された美しい日本庭園です。代表的景観はなんといっても梅の花の風景。今回は、偕楽園の歴史や見所を紹介します。

庭園

桃の名所

山梨県「新府桃源郷」


新府桃源郷の桃の花

山梨県の北西部に位置し、約60haという広大な面積を誇る「新府桃源郷」。4月中旬頃には、南アルプスの残雪と可憐な桃の花のコラボレーションを楽しむことができます。

また、武田氏最期の城跡である新府城跡や能見城跡などの旧跡でも有名な「新府桃源郷」。歴史が好きな方にもおすすめのスポットとなっています。

和歌山県「紀の川沿いの桃源郷」


紀の川沿いに咲く桃の花

和歌山県紀の川市の紀の川沿いに広がる桃源郷。「かおり風景100選」に選ばれるほど、あたり一面がほのかに甘い香りとかわいらしい桃色に包まれる場所として有名です。

温暖な気候に恵まれ、紀の川地域の排水の良い土壌で育つ桃は「あら川の桃」ブランドとして全国に知られています。

桜と梅と桃を3つ一気に見られる場所

福島県「三春町」


日本三大桜に数えられる三春滝桜

1922年に国の天然記念物の指定を受け、日本三大桜に数えられる滝桜で有名な「三春町」。三つの春の町と書きますが、この地名は桜、梅、桃の花が一度に咲き、三つの春が同時に来ることに由来するそうです。

現在は地球温暖化による気候変動の影響で、桜と梅と桃の開花時期が重なることはないようですが、三春町という地名がつけられた頃は3つの花を一度に楽しめるタイミングがあったようです。

北海道札幌市内


札幌市の桜

北海道や東北などの桜の開花が遅い地域では、桜と梅と桃が一斉に咲く場所があるそうです。北海道札幌市もその一つ。

桜と梅が同時に咲くお花見の名所である「北海道神宮」と、桜と桃が同時に咲く「円山公園」の両方を訪れれば、一度に3つの春の花を楽しむことができます。

北海道神宮と円山公園はどちらも札幌市内にあり、隣接しているので1日で2カ所とも訪れることができます。

春の訪れを感じさせる桜・梅・桃

違う花だとわかっていても、見分け方や違いを説明するのは意外と難しい「桜と梅と桃の違い」。日本文化に目を向けてみると、古くから日本人の生活に彩りを添えてくれていたことがわかります。

それぞれの花の特徴や日本文化との関わりを知ってからお花見に出かければ、いつもとはまた違った楽しみ方ができること間違いなし。

春の訪れを感じさせてくれる花々を、今年は桜と梅と桃の違いに着目して鑑賞してみてはいかがでしょうか。