識名園

沖縄県の南部、那覇市に位置する「識名園(しきなえん)」。琉球王家最大の別邸として、1799年に建立された庭園です。 保養地としてだけでなく、中国皇帝の使者をもてなす場としても機能していた識名園。敷地面積は42,000㎡を誇り、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。 特徴は、池の周りをぐるりと歩きながら散策できる「廻遊式庭園」と呼ばれる造園形式。ガジュマルやデイゴ、アカギなど沖縄ならではの植物が、四季折々の姿で庭園を彩ります。 周辺には、琉球八社の一つに数えられる神社「識名宮(しきなぐう)」があります。識名宮は、琉球国王が子供の病気が治るようにと創建した由緒正しい神社。病気平癒の信仰が篤く、子授けと安産祈願にご利益があるとして知られています。
基本情報
〒902-0072 沖縄県那覇市真地421-7
098-855-5936(識名園管理事務所) 098-917-3501(那覇市市民文化部 文化財課)
4月1日~9月30日 9:00~18:00 10月1日~3月31日 9:00~17:30 (最終入場:いずれも終了30分前)
水曜 ※休日及び慰霊の日に当たる時は、その翌日
大人(高校生以上): 400円 子供(中学生以下): 200円
アクセス
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From那覇バスターミナル
路線バス・市内線2番 / 識名・開南線 →【識名園前】バス停 → 徒歩すぐ