渡名喜島集落

沖縄県の南部、島尻郡に属する「渡名喜島(となきじま)集落」。那覇市から約58km離れた位置にある、北西の海上に立つ離島の集落です。 渡名喜島は、面積3.84㎢、人口約400名弱の小さな島。静かな時間が流れるこの島には、フクギに囲まれた白砂の道路沿いに赤瓦の家屋が立ち並んだ集落があります。 この集落は景観の美しさから、2000年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。路面より低い屋敷、フクギ製の垣根、白砂の道路など、沖縄の昔ながらの面影が残されたエリアです。島は2つの山が合わさってできており、北部と南部で地形が大きく異なるため、ダイナミックな風景や珍しい地層が見られます。 海が美しいことでも知られる渡名喜島。サンゴ礁、ウミガメ、イルカ、クジラを通年観察可能です。周囲は北に「粟国島」、南東に「慶良間(けらま)列島」、西に「久米島」と島々に囲まれています。
アクセス
-
From那覇市泊港
フェリー / 久米島行き →【渡名喜島港】→ 徒歩(約1分)