向島百花園

東京都の東部、墨田区に位置する「向島百花園」。江戸時代に開園した歴史ある日本庭園です。 1805年に骨董商・佐原鞠塢(さはらきくう)氏が、著名な詩人や書家の協力を得て造った庭園。国の名勝、及び史跡に指定されています。名前の由来とされるのは「梅は百花に先がけて咲く」という言葉。園内には梅の木を中心に、590種類もの季節の草花が植えられています。美しく芽吹くフジの花をはじめ、咲く花たちは多くは『万葉集』など古典文学にも登場する、日本で古くから親しまれた植物。園内に建つ古典の句碑とともに鑑賞しましょう。 向島百花園は春、夏、秋の七草を鑑賞できるスポットとしても有名。園で育てた春の七草は、明治時代から代々、新年に皇室へ献上されています。園内の「福禄寿尊堂」には佐原氏が草花の神として信仰した「福禄寿尊」が祀られており、隅田川七福神めぐりをする参拝客が多く訪れます。
基本情報
〒131-0032 東京都墨田区東向島3ー18-3
03-3611-8705(向島百花園サービスセンター)
9:00~17:00
年末年始(12月29日~1月3日)
一般:150円 65歳以上:70円 ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
【日本語】 土曜・日曜日(11:00~ / 14:00〜)
アクセス
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From東武スカイツリーライン 東向島駅
徒歩(約8分)
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From東武スカイツリーライン 東向島駅
都バス / 亀戸・日暮里里22系統 →【百花園前】バス停 → 徒歩(約3分)