箕輪城

箕輪城

群馬県の中部、高崎市に位置する「箕輪城」。「日本100名城」のひとつとして知られます。上野国(こうずけのくに)武士・長野氏が度重なる武田氏からの攻撃を防いだ難攻不落の城の遺構です。 築城時期は定かではなく、現在の群馬県中部に位置していた上野国の中心人物・長野業尚(なりひさ)氏が築いたといわれます。上野攻略をめざす甲斐国・武田氏が何度も攻め入ったものの、長野氏が守り続けました。多くの戦国武士が城主として入れ替わりましたが、徳川氏の関東入りによって徳川家に仕えた武将・大名の井伊直正が城主に。その後、井伊氏が高崎城へ移ったのちに、箕輪城は廃城になっています。 2011年から2016年にかけて、本丸の土台や郭馬出西虎口門などが復元されました。当時の最先端技術で建てられた精巧な造りが見られ、現在の城址は国の指定史跡にも指定されています。 毎年10月の最終日曜には「箕輪城まつり」が開催されます。戦国武将や足軽がふんした参加者が長野軍と武田軍に分かれて、熱戦を繰り広げる当時の様子を再現します。

基本情報

Address
〒370-3105
群馬県高崎市箕郷町東明屋
Phone
027-371-5111(高崎市箕郷支所産業課)
Fee
無料

アクセス

  • FromJR高崎線 高崎駅
    車(約35分)

SHARE!

POPULAR TAGS 人気のタグ