弘道館

茨城県の中央部、水戸市に位置する「弘道館」。江戸時代に開かれた藩校で、当時は日本一の面積105,785㎡を誇りました。「日本100名城」のひとつ、水戸城の三の丸にあたる建造物です。 弘道館は、水戸藩主である徳川斉昭(とくがわなりあき)が1841年に開設。外国に攻められても国を守れる人材を育成するため、藩士やその子どもに対して学問や武芸を教えていました。江戸幕府15代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)も、5歳から11歳まで学んだといわれています。1868年に起きた弘道館の戦いで多くが焼失し、正門柱には今も弾痕が残ります。正門、正庁、至善堂は国指定重要文化財で、当時の教育の様子や歴史を学ぶことができます。 敷地内には約60品種800本もの梅の木があり、水戸にある日本庭園「偕楽園(かいらくえん)」と並び、梅の名所として有名です。毎年2月から3月には「梅まつり」が開催されます。
基本情報
〒310-0011 茨城県水戸市三の丸1-6-29
029-231-4725
4月1日~9月30日 9:00~17:00 10月1日~3月31日 9:00~16:30 ※梅まつりの期間は原則〜17:00
12月29日~12月31日
大人:400円 小・中学生:200円 シルバー(70歳以上):200円 小学生未満:無料
利用不可
アクセス
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FromJR常磐線・水郡線 水戸駅
北口より 徒歩(約8分)