和歌浦天満宮

和歌山県の北部、和歌山市にある「和歌浦天満宮」。天神山の中腹に位置し、和歌浦湾の景色を一望できる神社です。学問の神様として知られる菅原道真公を祀っています。
和歌浦天満宮は、901年、菅原道真公が大宰府へ向かう途中に和歌浦に立ち寄った経緯があったことから創建されました。福岡県の「太宰府天満宮」、京都府の「北野天満宮」とともに「日本の三菅廟（さんかんびょう）」として知られています。美しく鮮やかな色で装飾された本殿は、国の重要文化財に指定されています。
受験シーズンには多くの参拝客が訪れるほか、毎年1月25日に開催される「初天神」も賑わいます。初天神は新年最初の縁日で、巨大な茶碗でふるまわれる抹茶が名物です。