日本民藝館

日本民藝館
東京都東部、目黒区に位置する「日本民藝館」。柳宗悦の審美眼を通して蒐められた国内外の民芸品を所蔵する美術館です。 思想家・柳宗悦氏が提唱した民藝運動とは、無名の職人達が作った「下手物(げてもの)」とよばれていた生活用品に美術的価値を見出したもの。これらの作品を集めた場所がこの民藝館です。 見どころは、本館と西館の趣きある建物と民藝品との調和。本館は、外観・各展示室ともに和洋折衷の意匠を凝らしたつくりで、一部は1999年に国の有形文化財に登録されました。西館は栃木県から移築した柳氏の住居で、石屋根の長屋門と母屋からなっています。国内だけではなく海外の民藝品約17,000点を展示しており、丹波・唐津・伊万里・瀬戸の日本古陶磁や、東北・アイヌ・沖縄の陶器なども。ほかにもバーナード・リーチ氏や、棟方志功氏ら民藝運動に参加した有名作家の作品も収蔵しています。 ミュージアムショップの商品は、毎年開催の「日本民藝館展」での入選作を中心に選ばれます。いずれも芸術的でありながら、暮らしに役立つ品々ばかりです。
基本情報
〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-33
03-3467-4527
本館 10:00〜17:00 (最終入場:終了30分前) 西館 10:00〜16:30 (最終入場:終了30分前)
【本館】 毎週月曜(但し祝日の場合は開館し翌日休館) 年末年始 ※陳列替え等に伴う臨時休館有り 【西館公開日】 展覧会開催中の第2水曜、第2土曜、第3水曜、第3土曜
大人1,100円 高大生600円 小中生200円
https://www.mingeikan.or.jp/
アクセス
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From京王井の頭線 駒場東大前駅
西口より徒歩(約7分)
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From小田急線 東北沢駅
東口より徒歩(約15分)