多気山不動尊

栃木県中部、宇都宮市に位置する「多気山不動尊(たげさんふどうそん)」。鎌倉幕府の有力な御家人であった宇都宮氏代々の祈願所として栄えた、真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の寺院です。 標高376mの多気山中腹に位置する「多気山不動尊」。822年に日光開山勝道上人(にっこうかいざんしょうどうじょうにん)の弟子である、尊鎮法師(そんちんほうし)が創建しました。御本尊の不動明王は949年に彫り上げた霊像で、大日如来(だいにちにょらい)の化身として多くの信仰を集めています。本堂へと続く階段が2通りあり、左曲がりのルートは階段が苦手な人向き。本堂まで一直線に行ける急な階段は健脚な人向きです。得られるご利益は交通安全や火災防止、商売繁盛など。いただける御朱印は不動明王(漢字、梵字)、馬頭観音(ばとうかんのん)、寿老人(じゅろうじん)の4種類があります。車で来られるときは、敷地付近の市営駐車場を利用して下さい。 毎年8月31日、9月1日に行われる「八朔祭・宵祭り万灯会」では、境内がキャンドルで彩られ幻想的な雰囲気に。イベント限定の御朱印も用意されます。
アクセス
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FromJR宇都宮駅
関東バス大谷・立岩行 →【立岩入口】 →徒歩(約20分)