東口本宮富士浅間神社

静岡県北東部の小山町に位置する「東口本宮冨士浅間神社」。802年に建てられ、富士山の女神「木花開耶姫命（このはなさくやひめのみこと）」が祀られています。子宝や安産にご利益があると言われ、多くの人が参詣に訪れるスポットです。
境内には、重要文化財の建築物をはじめとする名所が点在しています。なかでも見どころは、「御社殿（ごしゃでん）」。朱色に塗られ、城のような千鳥破風の三角の屋根を持つ姿は神秘的です。そのほかにも、樹齢約400年の巨木「ハレニレの木」や数多くの野鳥が生息している「浅間の社」などがあり、自然の景観も楽しむことができます。
社務所併設の資料館には、江戸時代に富士山を信仰する人達で構成された「富士講」などの資料を展示。模型やジオラマも取り入れ、富士山信仰の歴史をわかりやすく学べる施設です。