日本一深い!大江戸線六本木駅
大江戸線六本木駅ホームから地上までの時間を検証!
六本木駅が日本一深い理由
地下鉄駅の深さランキング
いつもの駅の見方が変わる
周辺情報

大都会東京を印象付けるのが、その発達した地下鉄網。初めて東京に来た人は、いくつもの地下鉄が複雑に絡み合う路線図の様子を見て驚くことでしょう。さらに東京の地下鉄駅の中には、地上から何分もかかるような地下深いところに存在するものも。

そんな地下鉄駅の中で、地上から最も深いところにある駅をご存知でしょうか?それはズバリ、都営地下鉄大江戸線の六本木駅。地上からホームまでの深さは最大なんと42.3mで、日本一の深さを誇ります。

今回はそんな六本木駅で、大江戸線ホームから地上まで一体どれくらいの移動時間がかかるのかを実際に検証しました。

「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」などの巨大商業施設を備えた繁華街、数々の企業がオフィスを構えるビジネス街としても知られる六本木だからこそ、訪れる機会も多いはず。駅からの予想外の距離で大事な予定に遅れてしまった!なんてことがないよう、この記事で予習してみてはいかがでしょうか?

日本一深い!大江戸線六本木駅


六本木駅地上出口

大江戸線六本木駅には合計8つの出口があり、「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」などの商業施設に隣接していることが特徴です。しかし、そこにたどり着くためにはいくつものエスカレーターや階段を上がらなくてはなりません。初めて訪れるとその距離の長さに戸惑う人も多いのではないでしょうか。

それもそのはず。大江戸線六本木駅の地上から地下のホームまでの深さは、2番ホームまでが32.8m、1番ホームまでは42.3mにも及びます。最深部の1番ホームまでの深さから、大江戸線六本木駅は地下鉄駅の中で日本一深い駅となっているんです。その深さを建物の高さに例えると、約10階分にも相当するんだとか。

大江戸線六本木駅ホームから地上までの時間を検証!

それでは実際ホームから地上まではどれくらい時間がかかるのでしょうか。今回は、最も深い1番ホームから、ビジネスマンや観光客がよく利用する「六本木ヒルズ・六本木交差点方面(3番出口)」「東京ミッドタウン方面(8番出口)」の2つの出口までの時間を計測しました。

六本木ヒルズ・六本木交差点方面(3番出口)


大江戸線六本木駅1番ホーム

大江戸線六本木駅1番ホームからスタート。3番出口へ行くには、電車を降りて左側のエスカレーターを目指します。


大江戸線六本木駅3番出口方面行きエスカレーター

早速驚異的な長さのエスカレーターが登場!まずは改札を目指しましょう。エスカレーターの階段も設置されているので、体力に自信がある方は挑戦してみては?


大江戸線六本木駅の階段にある地下40mの印

ちなみに階段の下段には地下40mの印が。日本一深い地下鉄駅であることを実感しますね。


大江戸線六本木駅地下改札

さらに2つのエスカレーターに乗って、ようやく大江戸線六本木駅改札に到着。手元のストップウォッチを見ると、ここまでですでに3分20秒かかっています。


日比谷線六本木駅改札

さらに2つのエスカレーターを登ると、東京メトロ日比谷線の六本木駅改札に到着しました。乗り換えも一苦労です。いよいよ3番出口の案内が見えてきました。


六本木交差点

最後の難関とばかりに続く階段を登るとついに地上に到着!六本木交差点の前に出ることができます。改札からここまでの時間は2分20秒。ホームから地上までは合計で5分40秒という結果となりました。


3番出口の案内標識

ちなみに、3番出口から左に直進すると、六本木ヒルズへと向かうことができます。

東京ミッドタウン方面(8番出口)


大江戸線六本木駅8番出口方面行きエスカレーター①

今度はホームから右側のエスカレーターへと向かい、東京ミッドタウン方面の8番出口を目指します。3番出口へ向かうエスカレーター同様、凄まじい長さです。六本木ヒルズ方面とは真逆の位置にあるため、最初のエスカレーターに乗るときに注意が必要。


大江戸線六本木駅8番出口方面行きエスカレーター②

エスカレーターを登りきったと思ったのもつかの間、再び恐ろしく長いエスカレーターが現れます。あまりの深さにだんだん気が遠くなりそう。


大江戸線六本木駅地下改札(8番出口方面)

エスカレーターをもう1つ登ってついに改札に到着。ここまでで3分50秒かかりました。


大江戸線六本木駅8番出口

改札を出るとすぐに8番出口が見えます。8番出口は東京ミッドタウンに直結しているため、構内から外に出なくていいのが嬉しいポイント。


ガレリアの地上行きエスカレーター

エスカレーターを登ってすぐに見えるオブジェを目印に右手に進むと、東京ミッドタウンのショッピング&レストランエリア「ガレリア」の地下に出ることができます。


東京ミッドタウン入口

ガレリアから地上へ向かうエスカレーターを登ると、ついに東京ミッドタウンの地上1階へと到着!気になるタイムは2分ちょうど。ホームから合計で5分50秒という結果となりました。

地上までは約6分

ホームから地上までの時間は、3番出口が5分40秒、8番出口(地上までのエスカレーターを含む)が5分50秒と、それぞれ約6分近い時間がかかるという結果となりました。果てしないエスカレーターの長さは、さすが日本一深い地下鉄駅という印象。六本木を訪れる際は、検索で表示される駅から目的地までの時間に加えて、5分程度の余裕を持っておくことが必要と言えそうですね。

大江戸線六本木駅が日本一深い理由

地下鉄駅で日本一深い大江戸線六本木駅ですが、なぜここまで地下深くに作られたのでしょうか。

その理由は設立の時期と場所にあります。六本木を含めた現在の大江戸線が全線開通したのは2000年の12月。東京都心部はこの頃すでに複数の地下鉄が走っていました。地下鉄の路線は、建設された時期が早いほど地上に近い浅い部分に線路が通っているため、比較的新しい大江戸線は地下深い部分に作られています。

さらに23区を1周する大江戸線は、他の路線と交差する場所が多いため、より深いところに作らざるを得ませんでした。中でも六本木駅は、他の埋設物の都合もあり、最も深い場所に作られることとなったのです。

地下鉄駅の深さランキング

大江戸線地下鉄駅の他にも、地下深くに作られた駅は多く存在します。ここでは、都内の地下鉄の深さ一覧をランキング形式で紹介します。六本木駅の他にも、大江戸線の駅が目立ちますね。

1位 大江戸線:六本木駅 (42.3m)
2位 大江戸線:東中野駅 (38.8m)
3位 千代田線:国会議事堂前駅 (37.9m)
4位 南北線:後楽園駅 (37.5m)
5位 大江戸線:新宿駅 (36.6m)
6位 半蔵門線:永田町駅 (36m)
7位 副都心線:東新宿駅 (35.4m)
8位 大江戸線:中井駅 (35.1m)
9位 副都心線:雑司が谷駅 (33.8m)
10位 大江戸線:中野坂上駅 (33.4m)

いつもの駅の見方が変わる

今回は日本一深い地下鉄駅、大江戸線六本木駅の深さや実際にかかる時間などを紹介しました。どんな駅でも、きっとそれぞれに面白い歴史や特徴があるはず。調べてみることで、普段使っている駅でも新たな発見があるかもしれません。

実際に六本木駅を訪れる際は、くれぐれも時間に余裕を持って、その深さを感じてみてくださいね。

大江戸線六本木駅の周辺情報