盛んに開発されている都市の「高架下」
万世橋高架下の歴史を徹底レポート
現存する旧万世橋駅の遺構
おすすめ飲食店 3選
プラチナフィッシュ
フクモリ
常陸野ブルーイング・ラボ
まとめ

東京都内でも人気の観光エリア「秋葉原」。神田川に架かる万世橋の近くに、話題の高架下「マーチエキュート神田万世橋」があります。

最近の高架下といえば、おしゃれな雰囲気の店舗が集まるエリアとして人気ですが、同施設は、100年以上前に創建された旧万世橋駅の一部を活かしているところがポイント。「旧万世橋駅の構造を活かしたい」という特別な想いから、当時の駅の歴史や記憶を残した造りとなっています。

今回は、マーチエキュート神田万世橋の歴史と今も残る当時の遺構について徹底レポート!編集メンバーおすすめの飲食店3軒もご紹介します。

※この記事に掲載の情報は2019年7月時点の情報です。諸事情により変更となる場合があるため、お出かけの際はご自身で最新の情報をご確認ください

盛んに開発されている都市の「高架下」

東京の高架下の様子

居酒屋などが多く集まるガード下

東京都内や大都市圏では馴染みの光景である「高架下」。電車が走る線路の下を利用した空間です。「ガード下」とも呼ばれ、サラリーマン世代に好まれる居酒屋や飲食店が軒を連ねています。昭和の雰囲気を漂わせ、どこか立ち寄り難い印象。しかし、それは昔のスタイルで、近年では、高架下の開発が盛んに行なわれています。

「マーチエキュート神田万世橋」高架下の歴史を徹底レポート!

今回ご紹介するのは「マーチエキュート神田万世橋」。秋葉原エリアにある、赤レンガの外観が特徴の高架下です。最近の高架下とは一味違い、奥深い歴史があるのが特徴です。

昼間のマーチエキュート神田万世橋の外観

赤レンガの外観がおしゃれなマーチエキュート神田万世橋

今も多くの人が行き交う「万世橋」

賑やかな繁華街としても有名な秋葉原。JR線だけでなく、周辺には地下鉄の駅が点在しており、アクセスも良く平日・休日問わず多くの人で賑わいます。秋葉原の大通りを神田方面に進むと、「万世橋」が見えてきます。万世橋がかかる神田川は、幕府の命令によって作られた人口河川。江戸時代から水運が盛んだったという東京の歴史が感じられます。

多くのビルが立ち並ぶ秋葉原と万世橋

多くのビルが立ち並ぶ秋葉原

「万世橋」の誕生は明治時代まで遡ります。明治時代に、江戸城の外郭の門のひとつであった「筋違門」にかかる筋違橋を壊し,東京最初の石橋「萬世橋 (よろずよばし) 」が架けられました。名称の「萬世」には、不朽不滅の意味があるのだとか。

その後、音読みの「まんせいばし(万世橋)」が一般的となりました。1923年に関東大震災で被災し、コンクリートアーチ橋として建て替えられ、現在に至ります。

昼間の万世橋と通行人の様子

多くの人が行き交う万世橋
秋葉原駅側から進み、万世橋を越えたところに、今回ご紹介する高架下スポット「マーチエキュート神田万世橋」があります。高架上では、東京駅・御茶ノ水駅方面に向かう上下線の電車が走っています。

旧万世橋駅高架下の歴史:幻の駅とも呼ばれる「旧万世橋駅」

現在は残念ながら当時の駅舎は残っていませんが、旧万世橋駅は、東京駅にも劣らないレンガ造を用いた華やかな駅舎でした。1912年に中央線のターミナル駅として誕生してから、現在に至るまでの歴史を辿っていきましょう。

万世橋駅を再現したジオラマ模型

万世橋駅ジオラマ模型

1912年:中央線の終始駅として華やかなデビュー

万世橋駅の設計を手掛けたのは「東京駅丸の内駅舎」を設計したことでも知られる、建築家・辰野金吾。当時としては珍しい豪華な西洋風のデザインと赤レンガの外観が特徴でした。

1912年当時の万世橋駅の写真

1912年頃の万世橋駅(画像提供:鉄道博物館所蔵)

万世橋駅が中央線のターミナルとして完成したのは1912年。ターミナル駅というのは複数の路線が乗り入れ、列車などの起点・終点となる駅のことで、当時は市街線との乗り換え駅として重要な役割を担っていました。都心部では、上野・新橋・新宿に次ぐ乗降客数を誇っていたそうです。

1918年頃の万世橋駅の様子

1918年頃の万世橋駅(画像提供:鉄道博物館所蔵)

1919年、中央線は東京駅まで乗り入れを果たしたことで、万世橋駅はターミナル駅としての華やかな役目を終え、中間駅となります。さらに同年に神田駅、1925年に秋葉原駅が開業。万世橋駅のエリアにも続々と新しい駅ができはじめました。

そして、万世橋駅が完成してから約10年後の1923年。不運にも関東大震災が発生し、初代駅舎は焼失してしまいます。

その2年後の1925年、初代駅舎の基礎部分を活かして二代目の駅舎が平屋建てで再建されましたが、交差点の移設や中央本線の全通、周辺設置された駅などによって、万世橋駅の利用者は減少してしまいます。

1936年:「交通博物館」として再リベンジ!

1936年頃の交通博物館の様子

当時の交通博物館の写真(画像提供:鉄道博物館所蔵)
利用者が減っていく中、1936年に駅の一部を「鉄道博物館」として建てかえ、新たな利用者を呼び込むことに成功。鉄筋コンクリート3階建てのモダンなビルとなりました。一部は引き続き万世橋駅として営業を続けましたが、1943年には駅としての営業を中止することに。

鉄道博物館はその後、1945年3月の空襲のため閉館となりましたが、1946年の終戦翌年に「交通博物館(日本交通文化博物館)」として再開。70年もの間、多くの鉄道ファンに愛され営業を続けた交通博物館も2006年には閉館。2007年にさいたま市大宮区に新たな「鉄道博物館」がオープンしました。

大宮にある鉄道博物館の様子

2007年にオープンした新しい鉄道博物館

2013年:マーチエキュート神田万世橋として復活

2013年に新たな商業空間としてオープンした商業施設「マーチエキュート神田万世橋」。交通博物館の時代には、展示に適した環境作りのため、歴史的遺構を魅せるという取り組みがされていませんでしたが、設計事務所「みかんぐみ」により、旧万世橋駅やこれまでの歴史をリスペクトしたデザインなどが取り入れられました。

マーチエキュート神田万世橋と神田川の様子

赤レンガの外観が特徴

旧万世橋駅は、内観のアーチや神田川を一望できるリバーサイドデッキ、鉄骨造のガラス箱のような空間「2013プラットフォーム」など、旧万世橋駅の歴史的遺構を残しながらも、新しさを感じさせる高架下として生まれ変わりました。

今も現存する旧万世橋駅の遺構を見に行こう!

風格のあるおしゃれなレンガアーチの外観を横目に建物内に入ると、ユニークな店舗が並ぶ商業空間が広がります。観光地の秋葉原が持つ賑やかなイメージとは対照に、別世界のように落ち着いた雰囲気が漂っています。

マーチエキュート神田万世橋と高架上を走る電車

高架上を走る電車

館内には、様々なカルチャーを発信する店舗が集まっており、飲食店や雑貨・家具のショップが並んでいます。真上を電車が走っているというのを忘れてしまうほど、ゆったりとした時間が流れているのが特徴です。

マーチエキュート神田万世橋の施設には、無料で見学できる歴史的遺構の数々があります。今回は、その中でも必見スポットを4つご紹介します。

神田川を眺める「リバーサイドデッキ」

神田川に沿って造られた「リバーサイドデッキ」は。休憩スペースとして利用可能です。
マーチエキュート神田万世橋のリバーサイドデッキ

休憩もできるリバーサイドデッキ

神田川を隔てるガラス張りのフェンスは、肘が置ける高さ。屋外のテーブルで雰囲気を楽しみながら食事や休憩をしている人も多く見られます

夜の時間帯のマーチエキュート神田万世橋のリバーサイドデッキ

夜になるとイルミネーションが輝きます

夜になるとフェンスのライトが夜の神田川を美しく照らします。ロマンチックな雰囲気で、カップルにおすすめの隠れデートスポットです。神田川を眺めるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

万世橋駅 開業時の階段「1912階段」

万世橋駅が開業した1912年に造られた「1912階段」。ホームから直接入館できる特別来館口として利用されていました。
マーチエキュート神田万世橋の1912階段のエントランス

1912階段のエントランス

階段はコンクリートではなく、花崗岩・稲田石といった石が利用されています。壁面のタイルも、東京駅のレンガなどに見られる「覆輪目地(ふくりんめじ)」という、高級な施工がされています。目地とはレンガの継ぎ目部分のことで、覆輪目地の特徴は断面がかまぼこ型に膨らんでいること。手間のかかる高度な左官技術が導入されていたことが分かります。
旧万世橋駅の1912階段

開業当時の階段

博物館の改築時の「1935階段」

「1935階段」は、博物館の改築工事の時に造られた階段。駅の中に博物館があったため、博物館の順路を避けて改札からホームへ作られた動線が、1935階段とそのブリッジ。当時は、ブリッジの真下が博物館の展示室となっていました。
マーチエキュート神田万世橋の1935階段のエントランス

1935階段のエントランス

階段の踊り場付近には、万世橋駅が休止になる直前に貼られたと思われる手書きのポスターの一部も展示されています。また、万世橋駅のこれまでの歴史を振り返ることのできる液晶タッチパネルも設置されています。
マーチエキュート神田万世橋の1935階段のパネルディスプレイ

写真ごとに詳しい歴史を学べます
画面の写真やイラストをタッチすると、解説が見れる仕組みです。当時の時代背景なども学びながら、じっくりと遺構の見学ができます

旧万世橋駅の1935階段

博物館の改築工事の階段

ガラス箱のような「2013プラットホーム」

1935階段を登ると現れるのが、ガラス張りの箱のような空間「2013プラットフォーム」。万世橋駅が利用されていた当時のホームの一部が、”人が集まって楽しめるようなスペース”として生まれ変わりました。
昼間の2013プラットホームの様子

電車が両脇を通過します

ホームは展望デッキとなっており、1912階段から2013プラットフォーム、そして1935階段へ回遊できる造りになっています。行き交う列車を眺めたり、神田・秋葉原の街並みが見渡せるように視界の広がり方にこだわって建設されたそうです。電車ファンにはもちろん、休憩のために訪れる人も多く、ベンチに腰掛けリラックスできるフリースペースとなっています。
夜の2013プラットホームの様子

夜は幻想的な雰囲気
夜になると、ライトアップされた歓楽街を背景に幻想的な雰囲気へと変化。昼間の人混みも夜になれば緩和されます。平日は22時まで見学可能なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

当時の雰囲気を再現した「万世橋駅ジオラマ模型」

施設内では、東日本鉄道文化財団が提供する「万世橋駅ジオラマ模型」が展示されています。万世橋駅はもちろん、周辺の街の様子や万世橋も再現されているため、旧万世橋駅が建っていた当時の様子を想像しながら鑑賞してみてください。
万世橋駅ジオラマ模型

細部まで再現されています

こだわりのお店がいっぱい「マーチエキュート神田万世橋」の飲食店をご紹介!

マーチエキュート神田万世橋の施設内には、様々なカルチャーに触れることができる交流場所として、ユニークな常設店舗が13軒のほか、期間限定のショップも集まっています。買い物や食事にはもちろん、ふらりと立ち寄るにも最適。飲食店は平日 23時まで営業しているため、仕事終わりに食事もできます。今回は、編集メンバーおすすめの3店舗をご紹介します。
マーチエキュート神田万世橋の看板

ショッピングや食事にぴったり

電車が至近距離を通過!見ごたえ抜群の「プラチナフィッシュ」

同施設の2階に位置している、カフェレストラン兼居酒屋の「プラチナフィッシュ」。新橋を中心に都内数店舗を構える飲食店ですが、同店では旧万世橋駅のホームを利用した空間で食事を楽しめます。 目線と同じ高さで走る電車は圧巻。SNS映え効果抜群のショットを狙いに訪れてみてもいいですね。両側の線路を中央線が行き交う貴重なショットも撮影できます。

電車鑑賞と食事が楽しめる目玉スポット

ガラス張りの店内は、中央線の電車を鑑賞できる貴重な空間です。おすすめは、屋外のテラス席。行き交う電車をじっくり観賞できます。
プラチナフィッシュ神田万世橋店の屋外の席

お天気の日はぜひ屋外の席へ

カフェ利用にもぴったりのデザートメニュー

地方創生をテーマに、日本各地の食材を使った様々なメニューを用意するプラチナフィッシュ。デザートやカフェメニューも充実しており、カフェタイムの利用もおすすめ。
プラチナフィッシュ神田万世橋店のミルクロールケーキ

カフェタイムに最適
イチオシは、和歌山県の「くろさわ牧場」から取り寄せた「ミルクロールケーキ」(864円/税込)と「ミルクプリン」(594円/税込)。日本では珍しい、放牧育ちの牛たちから搾った濃厚な生乳をたっぷり使用したスイーツです。

夜には秋葉原の夜景も楽しめます

夜は、秋葉原の歓楽街の夜景をバックにロマンチックな雰囲気になります。飲み放題のカクテルをお供に、ガラス張りの店内から見える秋葉原の夜景を楽しんでみては。
夜のプラチナフィッシュ神田万世橋店

秋葉原の夜景を楽しめます

山形県産の食材を堪能できる「フクモリ」

山形県産の食材にこだわった自然派のカフェ兼定食屋。山形県の3旅館、湯の浜の「亀や」、天童温泉の「滝の湯」、かみのやま温泉の「葉山舘」による和食の知識を活かして作る、山形県の食材をふんだんに盛り込んだメニューが特徴です。

隠れ家的な雰囲気

隠れ家的な雰囲気が特徴
フクモリが位置するのは、マーチエキュート1階の最奥部。店舗手前には、雑貨や小物の販売を行っている「MANSEI BRIDGE」があり、奥にレストランがあるとは分からないため、知る人ぞ知る穴場スポットのような印象です。
フクモリ マーチエキュート神田万世橋に併設されたショップ

雑貨やお土産を購入できます

山形県産の食材をふんだんに利用したメニューが特徴

時間帯によって、様々なメニューが楽しめるのがポイント。昼間は日替わりのランチ、お昼過ぎにはデザートメニュー、夜にはこだわりの地酒が堪能できます。
フクモリ マーチエキュート神田万世橋の席

落ち着いた雰囲気
店内は、落ち着いたヨーロッパ風。同じ空間で様々な過ごし方ができるフランスのパリにあるカフェをイメージしているそうです。テーブル席のほか広々としたソファ席も用意されています。

ランチメニューは、数量限定の「山形牛ハンバーグ定食」(1,000円/税込)が人気。濃厚でまろやかな味が特徴の山形牛を使用したハンバーグは、噛むたびに肉汁が口いっぱいに広がります。日替わりの「お肉定食」や「お魚定食」なども同価格で楽しめます。

フクモリ マーチエキュート神田万世橋のホットケーキ

厚みのある「フクモリ☆ホットケーキ 〜山形県産はちみつ添え〜」
おすすめのカフェメニューは、「フクモリ☆ホットケーキ 〜山形県産はちみつ添え〜」(700円/税込)。濃厚な黄身が特徴の山形県産の卵「紅花たまご」をたっぷり使ったホットケーキは、厚みがありふっくら。熱々のホットケーキにバターと山形県産のハチミツをからめていただきます。人気の「クリームソーダ」は、旬のフルーツをたっぷり使用。山形県産のさくらんぼや東北地方のいちごを使用するなど、季節によって使用するフルーツを変えています。小さな子供はもちろん、女性にも人気の商品です。

夜にはムード漂う大人の空間へ

夜になると神田川沿いのオープンデッキがライトアップされ、ムード漂う空間に。デートや飲み会にもぴったりです。
夜のフクモリ マーチエキュート神田万世橋の様子

夜にはロマンチックな雰囲気に

クラフトビールが自慢「常陸野ブルーイング・ラボ」

「常陸野ブルーイング・ラボ 神田万世橋店」は、「常陸野ネストビール」の直営店。味わい、愉しみ、学べるラボバーというコンセプトの元、こだわりの常陸野ネストビールとフードを楽しめる店舗です。
常陸野ブルーイング・ラボ 神田万世橋店の店内の様子

店内の様子

世界に認められる常陸野ネストビール

「常陸野ネストビール」は、世界40カ国以上で、海外で最も飲まれているとされる日本のクラフトビールです。1823年から続く、茨城県の那珂(なか)市に酒蔵を構える「木内酒造」の家伝の技により、世界の多くのコンテストでも認められるビールを製造しています。同店舗では、自慢のクラフトビールはもちろん、ビール造りを学ぶことができる点も特徴。店内にある仕込み釜では、オリジナルビールの「麦汁仕込み体験」ができます。(※要予約。詳細は常陸野ブルーイング・ラボ公式HPをチェック)

常陸野ブルーイング・ラボ 神田万世橋店の座席・カウンター

カウンターにはビールについて学べる展示も

そのほか、ビールの魅力を様々な角度から勉強できるような仕掛けとなっています。ホップの香りを比べるためのサンプルやビールの色度の単位についての展示がカウンター席にあり、気になることがあれば、店員さんに直接質問もできるのだとか。

常陸野ブルーイング・ラボの「だいだいエール」、「ニッポニア」、「ホワイトエール」

左から「だいだいエール」、「ニッポニア」、「ホワイトエール」
おすすめは、常陸野ネストビールのイチオシ「ホワイトエール」。2年に一度アメリカで開催されるビアコンテスト「ワールドビアカップ」で、2000・2004年の2度、金賞を獲得した実績を持つほか、国内国外を問わず様々なコンテストで賞を受賞。爽やかな香りと柔らかな味わいが特徴で、ホップの苦味も抑えめなため女性にも人気だそう。

日本ならではのユニークなビールも勢ぞろい。「ニッポニア」は、日本で作られたビール麦の原種と日本で育種されたホップの原料から醸造した商品。日本オリジナルの材料から醸造しており、柑橘系フレーバーのコクのある深い味わいが特徴です。古来栽培されている茨城県産の小さいみかんの「福来(ふくれ)みかん」を使用した「だいだいエール」はみかんの爽やかな果肉の香りが広がる商品。フルーティな香りを楽しみたい方にぴったりです。

茨城県産の食材を活かしたこだわりの料理が自慢

提供しているフードは、アメリカのニューヨークでスターシェフとしても称される腕前を持つ杉江礼行がプロデュース。茨城県産の食材を使用していることが特徴です。おすすめは、「常陸野さばサンド」(680円/税込)。茨城県産の肉厚なサバとさっぱりとオリジナルビネガーを使用しており、サバのジューシーさとビネガーの酸味の相性が抜群です。

併設の「木内酒造」でお土産購入

併設の「木内酒造」では、酒蔵直送のこだわりのお酒の購入ができます。「全国新酒鑑評会」で数々の受賞歴のある「清酒 菊盛(きくさかり)」をはじめ、国内最大の「天満天神梅酒大会」で日本一に輝いた「木内 梅酒」なども販売。オリジナルグッズも購入もできるので、覗いてみてはいかがでしょう。
木内酒造の店内の様子

併設された木内酒造

秋葉原の隠れ高架下スポット「マーチエキュート神田万世橋」

約100年の歴史の中で様々な出来事を乗り越え、カルチャーの交流の場として注目を集める高架下「マーチエキュート神田万世橋」。今回ご紹介した3店舗以外にも、おしゃれな雰囲気の飲食店やショップが軒を連ねます。誰かに紹介したくなるような、お気に入りスポットになること間違いなしです。
マーチエキュート神田万世橋からみた秋葉原の夜景

秋葉原の夜景