ドイツの雰囲気を堪能できる「東京ドイツ村」。バラエティ番組のロケ地としても有名で、老若男女が楽しめるテーマパークとして多くの人に愛されています。
そんな東京ドイツ村の冬の代名詞は「イルミネーション」。関東三大イルミネーションにも選出されたことがある大規模な一大イベントです。
2023年度で18年目を迎える東京ドイツ村のイルミネーションも見どころ満載。恋人や家族と忘れられない日を過ごすのにもぴったりです。この記事では2023年の開催情報と、過去のイルミネーションの様子をお届け。
※TOP画像は2021年度開催の様子です
【開催概要】東京ドイツ村ウインターイルミネーション 2023-2024「ガリヴァー旅光記~Have a smile trip~」

18年の歴史をもつ東京ドイツ村のイルミネーション(写真は2021年度)
開催概要
開催期間:2023年10月27日(金)〜2024年4月7日(日)
開催場所:東京ドイツ村
住所:千葉県袖ケ浦市永吉419
点灯時間:17:00頃~20:00(最終入園19:30) ※点灯開始は季節によって異なります ※雨天開催
アクセス:(1)JR内芳線袖ヶ浦駅より路線バスに乗り「東京ドイツ村」下車
(2)千葉駅より高速バス「カピーナ号」に乗り「東京ドイツ村」下車
公式HP:東京ドイツ村 ウインターイルミネーション 2023-2024
東京ドイツ村 ウインターイルミネーションの見どころ
今年で18年目を迎える東京ドイツ村のイルミネーションはとにかく大規模。イルミネーションエリアの広さは東京ドーム約1個分で、そこに約300万個の電球が輝きます。毎年、広さを生かしたダイナミックでカラフルな光の世界を作り出しています。観覧車から見下ろす景色は、まるで光の地上絵のよう。

2021年度のイルミネーションゲート(写真提供 Instagram: davinci_gallery21様)
毎年テーマが変わっており、1度訪れたことのある人でも違う電飾やオブジェが見られるため、新鮮な感動を味わうことができます。2023-2024年のテーマは「ガリヴァー旅光記~Have a smile trip~」。東京ドイツ村の公式Youtubeチャンネルでは、巨大ランタンや動物たちの方舟の準備を進める様子がまとめられていました。
2021年のイルミネーション
ここからは2021年度のイルミネーションの様子を写真たっぷりでお届け。2023年度のイルミネーションも期待が高まります。
3Dイルミネーション

上から見ることで一枚の絵として完成する3Dイルミネーション(写真は2021年度)
このイルミネーションは観覧車から見下ろすことで全体像が明らかに。上からの角度で見下ろすとイルミネーションが組み合わさり、立体的な1つの絵が浮かび上がりました。
虹のトンネル

インスタ映えスポットである「元祖」虹のトンネル(写真は2021年度)
東京ドイツ村の目玉といえば全長約70mにも及ぶ「虹のトンネル」。今や全国各地のイベントで見かけるようになった虹色のトンネルですが、実は元祖は東京ドイツ村なんです。
前後左右すべてが七色に包まれたトンネルは、日常を忘れさる空間です。
光と音のショー

五感で楽しめる新感覚のイベントである光と音のショー(写真は2021年度)
毎年恒例で開催されている「光と音のショー」。有名な音楽に合わせてイルミネーションが踊る、約15分間のショーです。2021年度はテーマの「お菓子」にちなんで、甘い匂いがするシャボン玉が舞うというパフォーマンスがありました。
東京ドイツ村では、五感が刺激されるファンタジックなイルミネーションショーが楽しめます。
見晴台

光の地上絵を堪能できる見晴台(写真は2021年度)
広大な東京ドイツ村のイルミネーションを見渡すことができる見晴台。イルミネーションエリアの中でも随一の眺望を誇り、煌めくイルミネーションの全体を一枚絵のように見ることができる人気のスポットです。
地上から見ると細部までこだわり抜かれたイルミネーションという印象を受けますが、「光の地上絵」という名前の通り、見晴台からみた時の迫力は圧倒的で、また違った良さを体感することができます。
イルミネーションと並行して開催-ランタンエリア
東京ドイツ村では、イルミネーションのほかにもうひとつ、冬を彩るイベントがあります。
それが、2018年より開催され、大人気となっているランタンフェスティバル。中には10mを超えるような巨大な作品も設置され、迫力あるランタンが来場者を魅了します。

中国伝統のランタンが輝くランタンエリア(写真は2021年度)
2020年からは新型コロナウイルスの影響で中国から職人を招くことができず、規模が縮小。ランタンフェスティバルとして単独開催するのではなく、ランタンエリアとしてイルミネーションとのコラボレーションで開催することとなりました。
中国の伝統とイルミネーションのコラボレーションは、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。
次からは2021年度のようすを写真とともにお届けします。
海賊船(宝船)

ランタンエリアの目玉ともいえるランタンの船(写真は2021年度)
ランタンエリアの中でも、ひときわ迫力があった「海賊船」。イルミネーションの中に浮かぶ船は今にも動き出しそう。甲板にはたくさんのお宝が転がっており、船の先端には驚くほど大きいタコがあしらわれていました。
恐竜の口

食べられてしまいそうな迫力がある恐竜の口(写真は2021年度)
恐竜があんぐりと大きな口を開けている「恐竜の口」。ランタンとは思えない精巧な作りで、ティラノサウルスの肌の質感まで再現。人が入れそうなくらい巨大な恐竜の口はランタンエリアの中でも異彩を放ちました。
冬のおでかけに東京ドイツ村のイルミネーションはいかが?
東京ドイツ村のイルミネーション、ランタンについて紹介してきました。広大な敷地を生かしたダイナミックな光の世界。そこにたっぷり浸れるのが、街中のイルミネーションとの違いです。
インスタ映えを狙うもよし、恋人とのデートを楽しむのもよし、ゆっくり光の芸術を楽しむのもよし。さまざまな過ごし方で冬の東京ドイツ村を楽しんでみてはいかがでしょうか。