高山社跡

群馬県の南西部、藤岡市に位置する「高山社跡」。養蚕改良高山社の創始者、高山長五郎の生家として、世界文化遺産に登録された建物です。 高山社とは、養蚕業の研究と教育機関として発展した組織。長五郎は、1870年に養蚕法改良と組合員の指導の場として、藤岡市の自宅を利用していました。現在は蚕室と付属屋が残っているだけですが、周辺にも蚕室の痕跡が認められ、敷地全体が史跡として文化財に指定されています。隣接する「高山社情報館」では、高山社の取り組みや養蚕業についてさらに学ぶことができる展示が充実しています。 高山社跡のある藤岡市では、春にふじの咲く丘で「ふじ祭り」、夏には藤岡地区の「藤岡祭り」と鬼石地区の「鬼石夏祭り」などの祭りが開催されます。夏祭り期間は、迫力のある勇壮な山車とお囃子が響き渡り、活気があふれる街の雰囲気を楽しめます。
基本情報
〒375-0055 群馬県藤岡市白石1291-1
0274-23-5997(教育委員会 文化財保護課)
アクセス
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FromJR群馬藤岡駅
市内循環バス めぐるん / 三ツ木〜高山線 (30分) →【高山社跡バス停】→ 徒歩すぐ
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From JR新町駅
多野藤岡広域路線バス / かんながわ号 (約35分) →【高山社跡バス停】→ 徒歩すぐ