若宮大路の風景

若宮大路

神奈川県の南東部、鎌倉市に位置する「若宮大路(おおじ)」。由比ヶ浜海岸から八幡宮へと一直線に伸びる、約2kmの参道です。 鎌倉時代の武将、源頼朝が指揮し、御家人たちが土石を運んで築造した歴史ある場所。鎌倉のまちづくりは、この若宮大路を中心に進められたと言われています。鎌倉を代表する神社「鶴岡八幡宮」が、創建当時に「鶴岡若宮」と呼ばれていたことが名称の由来です。見どころは由比ヶ浜から八幡宮の入り口までの3か所に立つ大きな鳥居。二つ目の鳥居から続く参道は「段葛(だんかずら)」と呼ばれ、道の中央に二筋の葛石(かずらいし)が置かれているのが特徴です。道の上に道が置かれているように見えることから「置路」とも呼ばれます。この珍しい構造から、国の史跡に指定されています。 桜の名所としても知られる若宮大路。春には桜が参道を覆い、まるで桜のトンネルのようになります。混雑を避けたい方には、由比ヶ浜方面に歩いたところにある若宮大路公園がおすすめ。鎌倉でも穴場のお花見スポットで、桜やツツジが楽しめます。

基本情報

Address
<鎌倉市役所>
〒248-8686
鎌倉市御成町18-10
Phone
<鎌倉市役所>
0467-23-3000

アクセス

  • From鎌倉駅
    徒歩(3分)

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