室生寺

奈良県の北東部、宇陀市に位置する「室生寺(むろうじ)」。奈良時代に創建されたとされる真言宗大本山の寺院です。 江戸時代に女性の参拝を許可していたことから「女人高野」の愛称で親しまれ、古くより女性からの信仰が厚い地として知られています。見どころの一つは、悠久の歴史を感じる建物や仏像。境内に建つ「金堂」、「五重塔」、「潅頂堂(かんじょうどう)」は、国宝や重要文化財に指定されています。国宝「中尊釈迦如来立像」に見られる様式は、室生寺様式と称されるもの。朱色の衣の流れるような衣紋(えもん)が特徴です。 室生寺の境内には多様な草花が芽吹き、季節の折々にイベントが開催されます。境内のシャクナゲが開花する4月から5月にかけて「しゃくなげまつり」、秋には「紅葉まつり」や紅葉と伽藍が美しく映える「紅葉ライトアップ」など、普段とは違った姿の室生寺を楽しめますよ。
基本情報
〒633-0421 奈良県宇陀市室生78
0745-93-2003
・4月1日~11月30日 08:30~17:00 ・12月1日~3月31日 09:00~16:00
年中無休
大人:600円 子供:400円
http://www.murouji.or.jp/
アクセス
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From近鉄 室生口大野駅
奈良交通バス / 室生寺方面 →【室生寺前バス停】→徒歩(約5分)