頼久寺

岡山県の中西部、高梁市に位置する「頼久寺(らいきゅうじ)」。南北朝時代、足利尊氏が日本各地に建立した「安国寺」の寺院の一つとされます。 見どころは国の名勝に指定された庭園。1605年に備中国奉行・小堀遠州(こぼりえんしゅう)の初期作です。「禅院式枯山水蓬莱」と呼ばれる枯山水が美しく、桃山時代後期の特徴が見られます。鶴石や亀石、大海の波を表現するサツキの大刈り込みが印象強く、背景に望む愛宕山(あたごやま)と相まって絶妙な風情を醸し出しています。 四季折々の姿を魅せてくれる頼久寺が、特に彩られるのはサツキの開花時期である5月。サツキの花に彩られた庭園の風情は別格です。
基本情報
〒716-0016 岡山県高梁市頼久寺町18
0866-22-3516
09:00~17:00
無休
大人:300円 中高生:200円
http://raikyuji.com/
アクセス
-
FromJR伯備線 備中高梁駅
徒歩(約15分)