畠山記念館

東京都港区、白金台に位置する「畠山記念館」。荏原製作所の創始者・畠山一清（はたけやま いっせい）が収集した茶道具を中心に展示している美術館です。
茶道具の他にも、書画、陶磁、漆芸、能装束から日本、中国、朝鮮の古美術品など、多様な作品を鑑賞できる同記念館。収蔵総数は、およそ1,300点にのぼります。一部が畳敷きになっている展示室では来場者が靴を脱ぎ、お茶会と同じ目線になって掛け軸を鑑賞できるなど、ユニークな鑑賞スタイルも人気の理由。記念館の2階には茶室があり、展示室で目一杯茶道具を見た後に実際にお茶をいただくことも可能です。
作品は年に4回、季節の移ろいに合わせて催される展示会にて各作品をお披露目されています。四季折々の変化を感じに訪れてみてはいかがでしょう。
（写真：Hatakeyama Memorial Museum of Fine Art © Yuya Tamai クリエイティブ・コモンズ・ライセンス（表示2.0 国際）https://creativecommons.org/licenses/by/2.0/ ）